ひょうごミュージアム

ひょうご碑物語『神鍋発祥之碑(豊岡市日高町)』

2020/06/16
碑は、スキー場開設60周年を記念して1983年に神鍋山山頂付近に建てられた 
 豊岡市にある神鍋山は、標高469m。約70万年前から2万年前まで周辺の火山群とともに断続的に噴火していた。溶岩は玄武岩で流れやすく、稲葉川に沿って円山川近くまで15㎞も流れ下っている。神鍋山山頂には周囲750m、深さ4  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き『旧グッゲンハイム邸 (神戸市垂水区塩屋)』

2020/05/26
山電塩屋駅から5分、北側線路沿いのゆるやかな坂道を東に進み隧道をくぐり先の階段を上がった所に「旧グッゲンハイム邸」がある。英国人ハンセンの設計により100年以上前に建てられ、アメリカ人貿易商グッゲンハイムが使用していた洋館で、その後、何度か所有者が変わり社員寮として使用されもしたが、今も「グッゲンハ  ・・・続きを読む

ひょうご 碑物語
『神戸港 平和の碑 (神戸市中央区海岸通)』

2020/04/28
 第2次大戦中、神戸港では労働力不足を補うため、中国人や朝鮮人、連合国軍捕虜が造船や港湾荷役などで過酷な労働を強いられ、その過程で多くの人びとが犠牲になった。
 「神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会」の調査資料によると、戦時下に神戸港とその周辺へ動員された人数と死者数は、朝鮮人  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き
『應聖寺 (神崎郡福崎町)』

2020/04/14
 中国自動車道・福崎ICから北西に7㎞ほど七種川を遡った山里に「関西花の寺二十五カ所霊場8番」沙羅の寺として知られる有名な應聖寺(おうしょうじ)がある。
 「沙羅」はナツツバキとも呼ばれ、その数200本余りが6月から7月頃に純白の清々しい花をつける。朝咲いて夕べに散る儚さゆえに、平家物語では「沙羅  ・・・続きを読む

ひょうご 碑物語
『網干駅構内列車事故慰霊碑 (姫路市網干区)』

2020/03/24
 1941年(昭和16年)9月16日の夕刻、国鉄(現JR)山陽本線網干(あぼし)駅構内で、下関発東京行き上り急行列車が赤信号を無視し、停車中の下関発京都行き普通列車に追突して、死者85人、負傷者71人にのぼる大惨事を引き起こした。
 当時は、橙信号などの中間信号には速度制限がなかったため、橙信号で  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き
『室津の賀茂神社 (たつの市御津町)』

2020/03/10
 カキの養殖が盛んな播磨地域。シーズンを迎え、日曜になればどこかで「カキまつり」が開かれ賑わっている。
 室津も、国道から港に下りるとカキ小屋が並び、カキの焼けた旨い香りが漂ってくる。室津は風待ちができる天然の良港として奈良時代から「摂播五泊」の海駅として栄えた。江戸時代の朝鮮通信使の12回の来日  ・・・続きを読む

ひょうご 碑物語
『宮水発祥の地記念碑 (西宮市久保町)』

2020/02/25
 灘五郷の酒づくりに欠かせないのが宮水。夙川の伏流水と六甲山系の花崗岩を通り抜けてきた水に海水が微妙に含まれることで、酒造りに好適な水になるという。
 その宮水は1837年(天保8年)、山邑太左衛門によって発見されたとされる。山邑家は当時、西宮と魚崎で酒造りをしていたが、魚崎よりも西宮のほうが常に  ・・・続きを読む