ひょうごミュージアム

ひょうご碑物語(2021年4月13日号)

2021/04/13
電話局職員空襲殉職慰霊碑(神戸市中央区八幡通)
 
 128回に及んだ神戸空襲の犠牲者は8,000人以上。このうち、最大規模とされる3月17日の空襲では神戸の西半分が焼き尽くされた。
米軍の「損害評定報告書」によれば、B29が306機、焼夷弾など2,328㌧を投下した。火災目的のナパ  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き116
辰鼓楼 (豊岡市出石町)

2021/03/23
 但馬の小京都、出石は5万8千石の城下町でそのシンボル的な辰鼓楼だが、建立されたのが明治になってからとは意外であった。三の丸大手門脇の露台に、時刻を知らせる太鼓を叩く櫓として建立され、後に地元の医師の寄贈で大時計が取り付けられ、日本最古の時計台として親しまれている。
 情緒たっぷりの城下町の散策と  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語(2021年3月9日号)

2021/03/09
左が「勘兵衛新田大手囲堤の碑」。右の碑には勘兵衛の長男が父の偉業を継承したと記されている
勘兵衛新田大手囲堤の碑
(姫路市大津区)
 
 姫路で「かんべえ」と言えば、黒田官兵衛を思い浮かべる人が多いと思うが、それとは別の有名な「かんべえ」もいる。 姫路市大津区から広畑区にかけての浜  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き
加古川大堰
(加古川市)

2021/02/23
 加古川の河口から10㌔ほど上流の池尻橋と上荘橋の間に加古川大堰がある。一級河川・加古川は幹川流路延長96㌔に及ぶ県下最大の川で、11市3町を潤す。加古川大堰は、この川の治水と水需要に対処するため9年をかけて約30年前に造られた。長さ400m、高さ6mの可動堰で、両岸にアユが遡上できるように階段式の  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語『旧国鉄高砂線モニュメント(加古川市尾上町今福)』

2021/02/09
JR加古川駅と高砂市の臨海工業地帯を結び1984年に廃止された旧国鉄高砂線に因むモニュメントのひとつが尾上駅跡に設置されている

 現在のJR加古川駅から高砂の臨海工業地帯をむすんだ旧国鉄高砂線は貨物線部分を含め全長8㌔。最盛時には年間輸送人員125万人、貨物は42万7千㌧を記録したが、バスやト  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き(2021年1月19日 合併号)
『たんば黎明館(丹波市柏原町)』

2021/01/24
 前回の「柏原藩陣屋跡」の隣にモダンな洋風の建物「たんば黎明館」が建っている。これは明治18年建立の旧氷上高等小学校を保存・再生したもので、江戸時代の陣屋の建物と隣り合っているのも面白い。内部は改造されて今は飲食店や貸室として利用されているが、外観はほぼ建築当時の姿を残しているという。校舎は木造の総  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語『東播用水完成記念碑(稲美町野寺)』

2020/12/29
 淡山(たんざん)疎水は、淡河(おうご)川疎水と山田川疎水の総称で、神戸市北区から加古郡稲美町に至る総延長26・3㎞に及ぶ疎水である。
 播磨地方は雨が少なく、ため池を作っても米作には水が不足しがちだった。しかし、東播磨の印南野台地では米作を行うことになったため、新たな用水が必要となり、1888年  ・・・続きを読む