ひょうごミュージアム

ひょうご描き歩き 118 

平荘湖
(加古川市平荘町)

2021/06/08
 国道2号線の加古川橋から右岸を少し北上した先に小高い山に囲まれて平荘湖がある。この人造湖は北の最高峰216mの飯盛山、西の黒岩山、南の升田山と低い山並みを利用して、50年余り前に東播磨工業地帯の工業用水の安定供給を目的に建設されたダム湖。
 ダム工事で水没する前、ここは加古川下流域最大の古墳群の  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語45
横山省三の陶像と頌徳碑
(たつの市龍野町上霞城)

2021/05/25
 横山省三は、龍野の醤油産業の興隆と発展に尽くした人である。
 1587年(天正15年)、円尾孫右衛門長村が武士を捨てて龍野で商人となり、円尾屋の屋号で酒と醤油の醸造販売を始めたのが、龍野の醤油の起源と言われている。
 揖保川の伏流水は軟水で、酒よりも醤油造りに向いていたのと、佐用や山崎や林田川  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き 大中遺跡(加古郡播磨町)

2021/04/27
大中遺跡(加古郡播磨町)
 
JR土山駅から別府鉄道(1984年廃線)の線路跡を整備した遊歩道「であいの道」を辿っていくと10分あまりで大中遺跡に着く。「播磨大中古代の村」公園として整備され、弥生時代の草・茅ぶきの竪穴式住居が8軒復元されて在る。ここを地元の人は親しみをこめて「オポナカ  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語(2021年4月13日号)

2021/04/13
電話局職員空襲殉職慰霊碑(神戸市中央区八幡通)
 
 128回に及んだ神戸空襲の犠牲者は8,000人以上。このうち、最大規模とされる3月17日の空襲では神戸の西半分が焼き尽くされた。
米軍の「損害評定報告書」によれば、B29が306機、焼夷弾など2,328㌧を投下した。火災目的のナパ  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き116
辰鼓楼 (豊岡市出石町)

2021/03/23
 但馬の小京都、出石は5万8千石の城下町でそのシンボル的な辰鼓楼だが、建立されたのが明治になってからとは意外であった。三の丸大手門脇の露台に、時刻を知らせる太鼓を叩く櫓として建立され、後に地元の医師の寄贈で大時計が取り付けられ、日本最古の時計台として親しまれている。
 情緒たっぷりの城下町の散策と  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語(2021年3月9日号)

2021/03/09
左が「勘兵衛新田大手囲堤の碑」。右の碑には勘兵衛の長男が父の偉業を継承したと記されている
勘兵衛新田大手囲堤の碑
(姫路市大津区)
 
 姫路で「かんべえ」と言えば、黒田官兵衛を思い浮かべる人が多いと思うが、それとは別の有名な「かんべえ」もいる。 姫路市大津区から広畑区にかけての浜  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き
加古川大堰
(加古川市)

2021/02/23
 加古川の河口から10㌔ほど上流の池尻橋と上荘橋の間に加古川大堰がある。一級河川・加古川は幹川流路延長96㌔に及ぶ県下最大の川で、11市3町を潤す。加古川大堰は、この川の治水と水需要に対処するため9年をかけて約30年前に造られた。長さ400m、高さ6mの可動堰で、両岸にアユが遡上できるように階段式の  ・・・続きを読む