ひょうごミュージアム

ひょうご描き歩き
加古川大堰
(加古川市)

2021/02/23
 加古川の河口から10㌔ほど上流の池尻橋と上荘橋の間に加古川大堰がある。一級河川・加古川は幹川流路延長96㌔に及ぶ県下最大の川で、11市3町を潤す。加古川大堰は、この川の治水と水需要に対処するため9年をかけて約30年前に造られた。長さ400m、高さ6mの可動堰で、両岸にアユが遡上できるように階段式の  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語『旧国鉄高砂線モニュメント(加古川市尾上町今福)』

2021/02/09
JR加古川駅と高砂市の臨海工業地帯を結び1984年に廃止された旧国鉄高砂線に因むモニュメントのひとつが尾上駅跡に設置されている

 現在のJR加古川駅から高砂の臨海工業地帯をむすんだ旧国鉄高砂線は貨物線部分を含め全長8㌔。最盛時には年間輸送人員125万人、貨物は42万7千㌧を記録したが、バスやト  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き(2021年1月19日 合併号)
『たんば黎明館(丹波市柏原町)』

2021/01/24
 前回の「柏原藩陣屋跡」の隣にモダンな洋風の建物「たんば黎明館」が建っている。これは明治18年建立の旧氷上高等小学校を保存・再生したもので、江戸時代の陣屋の建物と隣り合っているのも面白い。内部は改造されて今は飲食店や貸室として利用されているが、外観はほぼ建築当時の姿を残しているという。校舎は木造の総  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語『東播用水完成記念碑(稲美町野寺)』

2020/12/29
 淡山(たんざん)疎水は、淡河(おうご)川疎水と山田川疎水の総称で、神戸市北区から加古郡稲美町に至る総延長26・3㎞に及ぶ疎水である。
 播磨地方は雨が少なく、ため池を作っても米作には水が不足しがちだった。しかし、東播磨の印南野台地では米作を行うことになったため、新たな用水が必要となり、1888年  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き『柏原藩陣屋跡(丹波市柏原町)』

2020/12/16
 柏原は、織田信長の弟信包(のぶかね)に始まる織田家柏原藩の城下町として栄え、武家屋敷や町家、細い路地、水路などの面影が残る風情のある町である。放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」の明智光秀や織田信長ゆかりの地として幟やポスターが町中に賑々しい。この「ひょうご描き歩き」連載の初期に掲載した「木の根橋」の  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語『雄飛之碑(西宮市上ヶ原山田町)』

2020/11/26
 甲山を背にした白亜の時計塔が印象的な関西学院。そのキャンパスを通り抜けた北側の上ヶ原八幡神社境内に、元海軍航空隊関係者の建立とされる「雄飛之碑」がある。碑の横には、錆びついたプロペラと錨も。当初はキャンパス内にあったようだが定かではない。
 関学中等部卒業生の回想録によれば、敗色濃厚な1944(  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き『長谷ダム(神崎郡神河町)』

2020/11/15
 播但連絡道・神崎南ICで下り、ススキの名所砥峰高原を目指して県道39号を走るとその途中、この長谷ダムが眼前に現れてくる。
 この長谷ダムは大河内発電所の下部ダムで、上部の太田ダムから高低差400mを利用して地下水路を落下させて発電機を回し、最大で128万㎾の発電能力を有する。ここは  ・・・続きを読む