ひょうごミュージアム

ひょうご描き歩き119

2021/07/13
播但線生野駅(朝来市生野町)
 
 出石や城崎、湯村など県北の地に出掛ける時、播但連絡道ができてからはそれを使うことを常とするようになってしまったが、昔ながらの国道312号をくねくねと途中の景色を楽しみながら、県の中央部を南北に流れる市川沿いに北上していると、生野峠あたりから空模様が急  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語46
民族学級碑
(丹波篠山市北新町)

2021/06/22
 篠山では戦前からたくさんの在日コリアンが暮らしていた。その多くは、硅石採掘を行う鉱山労働者で、強制連行で連れてこられた人もいたという。
 戦後、鉱山労働者と家族が中心になって、子どもたちのために国語(朝鮮語)講習所を市内4か所に設置するも(後の朝連初等教育学院)、旧文部省の閉鎖令で1950年にそ  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き 118 

平荘湖
(加古川市平荘町)

2021/06/08
 国道2号線の加古川橋から右岸を少し北上した先に小高い山に囲まれて平荘湖がある。この人造湖は北の最高峰216mの飯盛山、西の黒岩山、南の升田山と低い山並みを利用して、50年余り前に東播磨工業地帯の工業用水の安定供給を目的に建設されたダム湖。
 ダム工事で水没する前、ここは加古川下流域最大の古墳群の  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語45
横山省三の陶像と頌徳碑
(たつの市龍野町上霞城)

2021/05/25
 横山省三は、龍野の醤油産業の興隆と発展に尽くした人である。
 1587年(天正15年)、円尾孫右衛門長村が武士を捨てて龍野で商人となり、円尾屋の屋号で酒と醤油の醸造販売を始めたのが、龍野の醤油の起源と言われている。
 揖保川の伏流水は軟水で、酒よりも醤油造りに向いていたのと、佐用や山崎や林田川  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き 大中遺跡(加古郡播磨町)

2021/04/27
大中遺跡(加古郡播磨町)
 
JR土山駅から別府鉄道(1984年廃線)の線路跡を整備した遊歩道「であいの道」を辿っていくと10分あまりで大中遺跡に着く。「播磨大中古代の村」公園として整備され、弥生時代の草・茅ぶきの竪穴式住居が8軒復元されて在る。ここを地元の人は親しみをこめて「オポナカ  ・・・続きを読む

ひょうご碑物語(2021年4月13日号)

2021/04/13
電話局職員空襲殉職慰霊碑(神戸市中央区八幡通)
 
 128回に及んだ神戸空襲の犠牲者は8,000人以上。このうち、最大規模とされる3月17日の空襲では神戸の西半分が焼き尽くされた。
米軍の「損害評定報告書」によれば、B29が306機、焼夷弾など2,328㌧を投下した。火災目的のナパ  ・・・続きを読む

ひょうご描き歩き116
辰鼓楼 (豊岡市出石町)

2021/03/23
 但馬の小京都、出石は5万8千石の城下町でそのシンボル的な辰鼓楼だが、建立されたのが明治になってからとは意外であった。三の丸大手門脇の露台に、時刻を知らせる太鼓を叩く櫓として建立され、後に地元の医師の寄贈で大時計が取り付けられ、日本最古の時計台として親しまれている。
 情緒たっぷりの城下町の散策と  ・・・続きを読む