新社会兵庫ナウ

地域ユニオンあちこちあれこれ369

2021/05/25
支援・激励が活力の源
 
 まず、各地域ユニオンの仲間に、今年2月からの裁判の傍聴に参加していただいていることにお礼を申し上げたい。裁判そのものはわずか数分位で終了するにもかかわらず、遠方からの支援に2人の組合員は勇気をもらっている。
 この間、県労働委員会や裁判、仮処分の対応等での弁護士との協議が続き、また、各種集会や支援行動への参加、物販の取り組み等、メンバーは多忙な日々を過ごしているが、多くの仲間からいただく支援・激励が活力の源となっている。
 物販の取り組みでは梅干しの注文が県下各地からあって嬉しい悲鳴。2人の生活費に直結する取り組みだけに力が入る。
 また、交流の呼びかけもあり、先月は新社会党の神戸のある総支部の会議に呼んでいただき、90分程の報告・意見交換の交流が持たれた。有意義な集いで、今後の支援行動への示唆もいただき、何より元気をもらった。
 各地域ユニオンの支援行動に参加して思うことは、裁判闘争の多さだ。労働運動の後退のなか、今は全力でユニオン相互の支援体制、地域労働運動の活性化をめざす以外に道はない。
 あわせて、闘争資金づくりを組織的に検討していく時期にきていると思う。
 新浪花運輸(株)についてだが、仮処分の審問のなかで奇妙なことが起きている。賃金の仮払いの議論にもかかわらず、「会社に籍はあるのだから、何らかの業務に従事してもらう。その際の賃金は〇○円」という旨の準備書面が裁判所に提出されたのだ。
 仮処分制度の根幹に関わる問題で、会社側は大まじめだが裁判官はこれを無視した。また、2人の住民税(会社は個人納付に変更)の減免申請のため市役所を訪れた際、社員に対し、無給で、かつ期限のない自宅謹慎を命ずる会社に「前例がない」と市の担当者は対応に苦慮していた。会社の理不尽さに司法も行政もあきれ顔だ。
 会社側の社会的孤立が少し明らかになりつつある。
 大野克美(ユニオンあしや副委員長)