コロナ禍と台風による風雨にもかかわらず200人が参加した集会＝9月17日、西宮市
　「未来は、選べる。―兵庫7区国政報告集会」が9月17日、西宮市内で開かれた。立憲民主党の7区予定候補・安田まりさんの必勝を期して開催されたもので、コロナ禍に加え台風による風雨の強まるなか、200人余が参加。野党統一候補として戦う安田まりさんの勝利が誓い合われた。
　「私たちは未来に責任がある。子や孫にどんな社会を残せるのか。みんなで考えようと企画した」との選対代表の水岡俊一参院議員の冒頭のあいさつに次いで、ゲストの杉尾秀哉参院議員が登壇。事実上の野党統一候補として勝利した自らの経験を報告したうえで、「この国の民主主義は”おまかせ民主主義”だ。私たちは参加型の民主主義を追求し、市民と野党の共闘をさらに推し進めることが大事だ」と強調した。
　安田まりさんは、父親に連れられて、上野駅でホームレス体験をしたことや女性議員が1割に満たない現状などにふれ、「人権を大切にする政治をめざし、皆さんひとりとりとつながって議席を獲得したい。ラッキーセブンの選挙区でともに戦いましょう」と訴えた。
　参加者からは、「人間性を取り戻す政治を」、「オッチャン政治を変えよう」、「二度と戦争のない世界を」などのメッセージが寄せられた。（鍋島）