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「子どもマニフェスト(案)」を各党に
オンラインで各党の意見を聞く
西宮市議会議員 田中あきよ

2021/09/28
オンラインで各党の代表者らに意見を聞いた=9月4日、西宮市
 「子どもマニフェスト(案)を衆議院議員選挙に届ける会」を9月4日にオンラインで行いました。主催は「西宮の教育を考える市民の会」で、私もその事務局の一員です。子どもも教員も「楽しい」と思える学校づくり、子育てしやすい環境づくりなど16項目のマニフェストをつくり、各政党に届けるのが目的でした。
 当日は、立憲民主党の安田真理さんをはじめ兵庫7区、比例代表近畿ブロックの立候補予定者や党の代表などが参加。立候補予定者の訴えを聞くことはあっても、こちらからの訴えに答えるという機会は少なく、各政党の違いが浮き彫りになりました。質問に対して「○」「△」「×」で答を示してもらうのですが、マニフェストに対しては全員が「○」でした。意見の違いがあったのは、「今日の教育にとって大切なのは、この厳しい社会を勝ち抜くだけのたくましい人材を育むことだと思うか?」という質問で、立憲、社民、共産は「×」、自民、公明、国民が「△」、維新だけが「○」でした。
 大切なのは、社会で勝ち抜く力ではなく、どれだけしなやかに自尊心を高めて生きていけるのかではないでしょうか。今度の衆議院選挙では、子どもたちを過度に競争社会に追い立てる政党には「×」を、子どもの命を大切にする政党に「○」を示したいと思います。