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山下けいき茨木市議が講演
維新の悪政と地域から闘う
新社会党東播磨会議が学習・討論会

2021/09/28
党員のほかに市民も参加した政治学習・討論会=9月5日、加古川市
 新社会党東播磨会議(東播磨の総支部・支部で構成)は9月5日、政治情勢についての学習・討論会を開き、山下けいき茨木市議(党大阪府本部委員長)を招き、「自・公・維による悪政と地域から闘う」と題した講演に学んだ。党員や市民ら38人が参加し、質疑・討論も活発に行われた。
党員だけでなく、党員の友人や社青同のメンバーの参加もあり、「新社会党宣伝コーナー」を設けて党の機関紙などを持って帰ってもらったことが特徴的だった。
 山下さんは講演で、維新は「大阪府と大阪市の二重行政によるムダ」や「厚遇の市職員と議員」をマスメディアを活用して批判を続け、合わせて「身を切る改革」を連呼して「議員定数削減と議員報酬のカット」を訴えて支持を拡げてきた。さらに、トップのテレビ出演や議員の駅頭や電話作戦で有権者に「維新は頑張っている」と思わせてきた、と指摘。その結果、大阪府議は109人から88人に削減され、53選挙区のうち31区が1人区になり、小政党の消滅が進んでいると紹介。また、池田市の維新の「サウナ市長」の辞任後の市長選でも維新の女性市議が当選するなど政治と行政の劣化が進んでいると述べ、2度の住民投票で都構想を拒否されたのに、公明党を恫喝し、議会の多数で都構想を実施しようとする民意無視の政治は許せないと訴えた。
 最後に山下さんは、「公衆衛生・医療、教育、福祉切り捨ての自・公・維新との闘いは、横浜市長選を教訓に、市民や地域の闘いと連携し、野党共闘を構築・強化していくべきだ」と訴えた。(永井)