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「分会はなくなってもユニオンに恩返し」
武庫川ユニオンが第34回大会

2021/08/24
コロナ禍のなかでも48人の組合員が参加した武庫川ユニオンの定期大会=7月25日、尼崎市
 労働組合武庫川ユニオン(飯田政志委員長)は7月25日、尼崎市のリベル会議室で第34回定期大会を開いた。コロナ禍のなかでも48人の組合員が結集した。
 飯田委員長は「昨年の大会で委員長に就任してあっという間に1年が過ぎた。コロナ禍で集まる機会が少ない中、自分としてはできる限り裁判の傍聴や争議支援などに参加してきた。まだ委員長としての自覚が足りない点はあるが、みなさんの協力をお願いしたい」とあいさつ。
 来賓あいさつでは、立憲民主党と日本共産党の小選挙区・野党統一予定候補が、秋の総選挙で政治の変革をと訴えた。
その後の質疑・討論では13の分会、支部、個人から活発な発言があった。そのなかで、先日、労働委員会で勝利的和解を勝ち取ったAさんは「分会はなくなるが、2人はこれから恩返ししていきます」、Bさんからは「協力して全員で闘って勝利した。これからも困っている人を助けたい」と、それぞれに今後の決意を述べた。
 議案は全員の賛成で可決。その後の役員選挙の開票までの時間を利用して、Kポップの人気グループBTSの曲に合わせて、会場全体でダンスを踊るという楽しい一幕もあった。
 最後は、飯田委員長の発声で「団結がんばろう」を行い閉会した。(塚原)