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ひっ迫する医療体制へ万全の支援対策を 
“いのち”こそ第一

2021/02/10
コロナ感染拡大のため通常医療が当面の間制限される神戸市立医療センター西市民病院=神戸市長田区

 コロナ感染拡大の第3波は収まりを見せず、11都府県に再発令された非常事態宣言は、栃木県を除き延長されることとなった。重症者、死亡者数は高止まりで、入院ができずに“自宅待機”中に死亡するという事態も相次ぐなど、医療体制のひっ迫、医療崩壊の現実が深刻だ。県内のコロナ重傷病棟もほぼ満床。神戸市では神戸市立医療センター西市民病院や西神戸医療センターで約4割と約2割の通常病床を削減してコロナ病床の拡大を図るなどの事態も生まれており、いま何よりも医療機関への万全の支援と対策が求められている。