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【老朽原発うごかすな!12・9美浜町行動】
老朽原発うごかすな! 福井県美浜町長、町議会へ申し入れ 関電本店―美浜町200㎞リレーデモ

2020/12/29
美浜町長や町議会への申し入れのため美浜町役場に向けたデモの出発=12月9日、JR美浜駅前

 「老朽原発うごかすな!」―美浜3号機と高浜1、2号機の再稼働を許さないと、11月23日の関電本店包囲行動を起点にした200㎞リレーデモの最終日となる12月9日、福井県美浜町での「老朽原発うごかすな!美浜町長〜関電美浜町原子力事業本部抗議行動」に参加して来た。
 参加者は主催者発表で197人。次のような行動に取り組んだ。13時にJR美浜駅前集合〜美浜町役場へデモ〜美浜町役場前集会を行い、美浜町長・町議会へ申し入れ〜関電美浜原子力事業本部までデモ〜事業本部前集会と事業本部へ抗議の申し入れで、16時解散。
 行動内容は、デモと抗議コールの連続だったが、ひとつ強く記憶に残ったのは、美浜町役場前道路(役場前の大きな広場は、町当局が使用禁止にして入れず)の集会での中嶌哲演さん(小浜町・明通寺住職)のあいさつだ。「原発を推進する関電を追い詰める1つの運動として新電力への切り替えを進めて来たが、その結果、関電発表で個人契約者数が370万人減った(20年10月現在)。関電の個人契約者の3割にも達し、関電の経営をかなり厳しくしているはずだ。家にいて抗議出来る大きな行動だ。関電を さらに追い詰めるためにもっと広げよう」というものだった。
(脱原発はりまアクション・菅野逸雄)