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【つなぐ議員団街頭市政報告会】
つなぐ神戸市会議員団 初めての街頭市政報告会

2020/12/16
三宮センター街入り口で街頭市政報告会を行うつなぐ神戸市議団の5議員=11月22日、神戸市中央区

 新社会党や無所属の議員らでつくるつなぐ神戸市会議員団(浦上忠文団長)は11月22日、初の街頭市政報告会を三宮マルイ前で行った。これまでつなぐ議員団は区ごとに2回の市政報告会を開いてきたが、コロナ感染対策を考慮し、街頭での報告会を初めて試みた。
 マルイ前に集まった約70人の聴衆を前に、まず浦上団長(東灘区)がつなぐ議員団の成り立ちを紹介、素晴らしい個性の集まりであることを強調した。つづいて香川真二議員(西区)が市民税の都市間比較で神戸市財政の脆弱性を明らかにした。高橋ひでのり議員(垂水区)は、市職員時代に生活保護業務を担ってきた経験から、貧困にあえぐ若者や弱者への施策の充実と相談の場を提案。小林るみ子議員(灘区)は、学校一斉休校措置やその後の国の対応と神戸市の対応を批判し、子どもたちの学ぶ権利の保 障の大切さを強調した。最後に、あわはら富夫議員(中央区)は、神戸市に対してつなぐ議員団として要望してきたコロナ禍対策が実現したことを報告した。
 参加者からは、三宮再整備問題や神戸市人口増加施策、菅政権への評価や市長選挙への対応、議員報酬の削減問題などの質問が出された。
 つなぐ議員団は今後も街頭での報告会を開催していく予定だ。
(中村)