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【近未来の社会と政治を創る知恵とエネルギーの終結】
「ともに生きよう近畿」が発足 賛同人を募り組織体制確立をめざす

2020/10/17
発言をする山下けいき・新社会党近畿ブロック協議会議長=9月20日、大阪市

 さまざまな分野で平和や人権、民主主義のために取り組んでいる人びとが呼びかけた「ともに生きよう近畿」が9月20日、大阪市内で発足集会を開いた。
 「ともに生きよう近畿」は、「ポストコロナを見据えた近未来の社会と政治を創るために、知恵とエネルギーを結集」することや「新自由主義政策、日米軍事同盟を基軸とする政治からの決別」、そして「脱原発・脱炭素のエネルギー政策の転換を実現させる」ことなどを会の目的とする。自民・公明・維新以外の広範な団体・個人の結集を呼びかけている。
 集会では、この会の発足をめざして2年前から準備を進めてきた「近畿円卓会議」の加来洋八郎さんが経過を報告したほか、社民党の服部良一さん、生活フォーラムの山岸飛鳥さん、「共生連帯・近畿」の山元一英さんら呼びかけ人の発言があった。この中で、新社会党の山下慶喜さん(新社会党近畿ブロック協議会議長)は、「この会が人びとにとって目に見える選択肢になれるよう、できるだけ広範な人びとの結集体になるよう取り組んでいく」と決意を述べた。
 このほか、衆院選大阪9区で立候補予定の大椿ゆうこさん(社民)と大石あきこさん(れいわ、大阪5区)もあいさつを行った。
 なお、「ともに生きよう近畿」では、賛同人を募りながら組織としての体制確立に取り組み、11月9日(月)18時30分から、大阪PLP会館で2回目の会合を開くことにしている。(鍋島)