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衆院総選挙
自公腐敗政権打倒へ 兵庫小選挙区で8人を推薦
新社会党兵庫県本部

2024/08/14
 新社会党は来る総選挙にあたり、「小選挙区では立憲野党共闘の実現と勝利に全力を尽くす。ブロック比例は社民党の政党要件確保を図る」という方針を第29回定期全国大会(23年7月)で決定しているが、兵庫県本部(粟原富夫委員長)はその総選挙闘争方針にもとづきながらも、野党統一候補の実現が見通せない現状のなかで、これまでに推薦要請のあった兵庫の小選挙区予定候補者8人(立憲民主党7人、日本共産党1人)(下記・敬称略)について、立憲民主党兵庫県連、日本共産党兵庫県委員会との間でそれぞれ選挙協定を結び、全員の推薦を決定した。6月16日の県本部大会などで発表した。
 ブロック比例では、社民党はこれまでのところ、大阪9区に立候補する長崎由美子さんが重複立候補を予定している。

1区

いさか信彦(井坂信彦)
立憲民主党
神戸市東灘区、灘区、 中央区

1974年生まれ、50歳。東京都出身。衆議院議員3期目。立憲民主党兵庫県連代表。京都大学総合人間学部卒業。1999年6月、25歳で神戸市会議員に初当選。3期目途中で辞職し国政に挑戦。2012年衆院選比例近畿ブロックで初当選。14年衆院選兵庫1区で初の選挙区当選。21年、兵庫1区で再選を果たした。

2区

ふなかわ治郎(舩川治郎)
立憲民主党
神戸市兵庫区、北区、長田区、 西宮市(塩瀬・山口の各支所内)

1967年生まれ、56歳。滋賀県出身。立憲民主党県第2区総支部長。早稲田大学商学部卒業。リクルート社入社後、起業家に。会社設立し、日本のインターネット普及に尽力。大学などでキャリア講義・就職指導。2012年衆院選神奈川県第18区で立候補するも惜敗。17年と21年に衆院選兵庫2区で立候補。

4区

今泉 まお(今泉真緒)
立憲民主党
神戸市西区、西脇市、三木市、 小野市、加西市、加東市、 多可郡

1978年生まれ、45歳。東京都出身。立憲民主党県第4区総支部長。キュレーター、展示プランナー、元科学館職員。慶応大学環境情報学部卒業。オランダのデザイン学校の修士コース修了。2019年、立憲民主党の公募に応募して同年7月参院選比例区、21年衆院選兵庫4区で立候補。株式会社ダズ代表取締役。

5区

田村 直也
立憲民主党
豊岡市、川西市の一部、三田市、 丹波篠山市、養父市、丹波市、 朝来市、川辺郡、美方郡

1979年生まれ、45歳。兵庫県丹波篠山市出身。立憲民主党県第5区総支部長。冬季オリンピック元日本代表(スピードスケート)。関西学院大学理工学部中退。2019年2月、丹波篠山市議会議員補欠選挙に立候補し当選。23年4月に兵庫県議会議員選挙に神戸市須磨区から立候補するも次点。政治活動を継続。

6区

桜井シュウ(櫻井周)
立憲民主党
伊丹市、宝塚市、川西市(5区に 属しない区域)

1970年生まれ、54歳。伊丹市出身。衆議院議員2期目。立憲民主党県第6区総支部長。京都大学農学部卒業。同大学院修士課程、ブラウン大学大学院修了。弁理士。2011年5月、伊丹市議会議員に初当選。17年9月、衆院選立候補のため2期目途中で辞職して同年10月の衆院選で初当選。21年に再選。

7区

岡田さとる(岡田悟)
立憲民主党
西宮市(2区に属しない区域)、 芦屋市

1984年生まれ、40歳。大阪府出身。立憲民主党県第7区総支部長。関西学院大学社会学部卒業後、毎日新聞社に入社。秋田支局、甲府支局、東京本社経済部などを経て、13年に『週刊ダイヤモンド』記者に。記者歴17年半。キャッチコピーは、「身を切る改革より国民の身になる政治、人に優しく経済成長」。

8区

こむら 潤(小村潤)
日本共産党
尼崎市

1975年生まれ、49歳。尼崎市出身。日本共産党兵庫県委員会常任委員、県ジェンダー平等委員会責任者。京都市立芸術大学美術学部卒業。兵庫県立高校などで美術非常勤講師。2017年6月、尼崎市会議員選挙に初当選。21年衆院選兵庫8区に立候補。22年参院選兵庫選挙区に立候補。比例近畿ブロック重複。

10区

おき 圭子(隠樹圭子)
立憲民主党
加古川市、高砂市、 加古郡

1971年生まれ、53歳。神戸市出身。立憲民主党県第10区総支部長。大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科卒業。大学在学中よりモデル、タレント、女優等で芸能活動に。その後、幼い頃から夢に抱いていた福祉介護事業に関わり、介護事業所設立。運営や職員の教育育成にも携わる。21年衆院選兵庫10区で立候補も惜敗。