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「困難を抱える女性支援新法」報告と解説受け熱心に討論
新社会党県本部・女性党員交流会

2024/04/29
【写真説明】「女性支援新法」のポイントについて解説を受けたあとグループにわかれて熱心にワークショップを行った=4月29日、神戸市中央区
 
 「困難を抱える女性支援新法」について学習を深め、今後私たちにできることを考え合いたい―。そんな思いを持って、新社会党兵庫県本部の「女性党員・党友交流会」が4月29日、神戸市立婦人会館で開かれた。ゴールデンウイーク中にもかかわらず多数の参加があった。
 交流会では、新法をめぐる県の動きを加納花枝副委員長が、芦屋市の取り組みや非正規労働者の実態を山口みさえ芦屋市議がそれぞれに報告。また、4年間の女性支援相談員の経験がある松本さんからも報告があった。その後、ファシリテーターとして福田紀子さんから新法のポイントについての解説があり、5、6人のグループに分かれてワークショップを行った。ワークショップでは「子どもの頃から高齢と呼ばれる時代までにどんなことを女性の困難と感じたか」をそれぞれにポスト・イットに書いて模造紙に貼っていきながら交流。その内容に深く共感したり、驚いたりしながらの時間となった。
 休憩時間にプチお菓子で癒されたあと、福田さんからは、「具体のケースについて自治体担当者だけに多大な負担を負わせるのでなく、ケース会議が行われるようになるべきだ」とか「均等法の後には派遣法、女性活躍推進法の後には地公法改正( 会計年度任用職員制度)と、いつも邪魔する法律ができてきた」などの話があった。
 今後、県本部女性委員会が中心となり、県の担当者から直接説明を受ける機会をつくることや各自治体に要望書をあげていくことなどを行っていく予定だ。
(森)