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女性が楽しく希望を持って働ける職場を
中野麻美さんが講演
第26回働く女性の交流集会
2023/11/19
【写真説明】今回は分散会形式も取り入れて交流を深めることができた=11月19日、神戸市中央区
第26回働く女性の交流集会が11月19日、神戸市内で開かれ、47人が参加して交流を深めた。
講演は中野麻美さん(派遣労働ネット代表)。世界で125位という日本のジェンダーギャップ指数の話から始め、男女格差は潜在的な無意識のバイアスによって日常的に再生産されており、そのトータルが労働分野では「賃金」として現れ、今日の貧困や格差の要因だと指摘。また、新自由主義は、孤立した人間関係や自己責任を強いる社会をもたらし、差別と暴力、ハラスメントを生み出し、団結権をも侵害して不当労働行為を横行させているとも指摘。職場から差別と暴力をなくすことが社会における民主主義と平和の基盤だと提起した。そして、団結権や労働組合の力が問われているなか、社会に責任を持つ運動を労働組合は進めていこう、仲間とつながり連帯を、と強く呼びかけた。
職場交流では、非正規の保育労働者に対し今回1万円の賃上げをするから先の9千円の処遇改善費は無しにと1万9千円になるべき賃上げを引き下げてきたとの報告が明石からあった。こうした公共の仕事、カウンセラー、相談員、保育士、介護ヘルパー、学童保育指導員、学校司書や図書館司書などの専門職がなぜ非正規なのか、なぜ会計年度任用職員が1年契約で低賃金なのか、交流の中で怒りの声があがった。女性に関わる専門職で専門性や経験の積み上げが評価されず、安定した継続雇用となっていないような公共は持続しないし、子どもや女性、高齢者にとっても豊かな保障にはつながらないことを確認し合った。
今回は分散会形式を取り入れたことで、お互いに意見や質問を出し合って他の職場・職種の人との交流もできてよかったと好評であった。
(小城)
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
データ1
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データ6
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第26回働く女性の交流集会が11月19日、神戸市内で開かれ、47人が参加して交流を深めた。
講演は中野麻美さん(派遣労働ネット代表)。世界で125位という日本のジェンダーギャップ指数の話から始め、男女格差は潜在的な無意識のバイアスによって日常的に再生産されており、そのトータルが労働分野では「賃金」として現れ、今日の貧困や格差の要因だと指摘。また、新自由主義は、孤立した人間関係や自己責任を強いる社会をもたらし、差別と暴力、ハラスメントを生み出し、団結権をも侵害して不当労働行為を横行させているとも指摘。職場から差別と暴力をなくすことが社会における民主主義と平和の基盤だと提起した。そして、団結権や労働組合の力が問われているなか、社会に責任を持つ運動を労働組合は進めていこう、仲間とつながり連帯を、と強く呼びかけた。
職場交流では、非正規の保育労働者に対し今回1万円の賃上げをするから先の9千円の処遇改善費は無しにと1万9千円になるべき賃上げを引き下げてきたとの報告が明石からあった。こうした公共の仕事、カウンセラー、相談員、保育士、介護ヘルパー、学童保育指導員、学校司書や図書館司書などの専門職がなぜ非正規なのか、なぜ会計年度任用職員が1年契約で低賃金なのか、交流の中で怒りの声があがった。女性に関わる専門職で専門性や経験の積み上げが評価されず、安定した継続雇用となっていないような公共は持続しないし、子どもや女性、高齢者にとっても豊かな保障にはつながらないことを確認し合った。
今回は分散会形式を取り入れたことで、お互いに意見や質問を出し合って他の職場・職種の人との交流もできてよかったと好評であった。