【写真説明】平和コンサートでは歌、ドラム演奏、よさこい踊りなど多彩なパフォーマンス＝11月18日、加古川市
 　加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の2市2町の地域で平和憲法を守り生かす活動に取り組む市民団体、個人でつくる「2市2町総がかり行動実行委員会」は、11月3日のＪＲ加古川駅前での111人が参加した平和集会＆パレードにひき続き、11月18日には「第1回平和コンサート＆パネルディスカッション」を加古川市の県総合庁舎内「かこむ」で行い、95人が参加した。
　1部の平和コンサートでは、歌声、ドラム演奏、ギター演奏、よさこい踊りなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられた。とくに参加者がよく知っている「戦争を知らない子どもたち」「ケサラ」の歌は大合唱となった。また、若い「踊りっこ」の舞台も披露され、元気の出る集会となった。
　後半の2部のパネルディスカッションでは、「まだ9条は改悪されていない！」、「社会保障を削減してはならない。98条は憲法が最高法規であることを謳っている」、「高齢化社会で元気に過ごすことが何より。戦争準備より介護に予算を」などと3人のパネラーから意見が述べられ、討論が行われた。
　討論のまとめとして、岸田政権による憲法改悪と大軍拡、そのための大増税にＮＯ！をつきつけていこうとの訴えがあり、参加者一同、決意を新たにした。