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パレスチナに平和と自由を
イスラエルはガザ地区の虐殺をやめろ
「即時停戦を」 各地で市民がアピール行動

2023/11/09
【写真説明】(上)市民デモHYOGOが(11月9日、三宮・神戸マルイ前)、(下)フォーラム平和・人権・環境・ひょうごが(11月7日、JR元町駅前)スタンディング
 

 イスラエル軍のガザ地区への攻撃は日々激しさを増し、空爆のほか地上作戦でもガザ市の中心部まで侵攻した。この間、病院や避難所などへの攻撃も相次ぎ、パレスチナ側の死者は1万1千人を超え、うち子どもが4割だと伝えられている。辛うじて命を保っている人々も、食料、水、燃料などがきわめて乏しい極限状態に置かれ、テレビなどで伝えられるガザ地区の無残で絶望的な光景は目を覆うばかりだ。イスラエル軍は避難のための1日4時間の戦闘休止を始めたものの、停戦の働きかけには応じず、ハマスせん滅まで戦闘を止めようとしない。こうした中、イギリスでの30万人のデモをはじめ、世界でイスラエルへの抗議と停戦を求める民衆の動きが広がっている。日本でも市民の動きがある。こうした動きが世界中で広がることでしか非人道的な窮地にあるガザ地区の人々を救えないのか。
 
 神戸市では、「市民デモHYOGO」が毎週の木曜定例行動で、10月19日からイスラエル軍のガザ攻撃に抗議し即時停戦を訴えるスタンディングを重ねている。マイクやチラシで訴えるほか、ガザ攻撃をめぐってシール投票も呼びかけていて、通りがかりの外国人も投票に応じていた(写真)。
 また、フォーラム平和・人権・環境・ひょうごもガザ地区での戦闘の即時停止を求めるスタンディングを広く呼びかけ、11月7日と14日、JR元町駅・東口の南側で行った。7日の行動には高校生平和大使やそのサポーターも参加。この日の行動の最後にはイスラム圏の外国人4人も参加してプラカードを一緒に掲げた。
 このほか、各地でも行動が広がっている。