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今、沖縄から平和を問う
芦屋の5市民団体が集会を主催

2023/08/25
【写真説明】三上智恵監督のスピンオフ作品を観たあとは戎剛さんの沖縄の歌を聞いた=8月25日、芦屋市
 
 「今 沖縄から平和を問う」をテーマにした集会が8月25日、芦屋市内で開催された。芦屋地労協、芦屋「九条の会」、あたたかく民主的な市政をめざす芦屋市民の会、憲法あしやの会、市民がつくる芦屋会議の5団体の主催によるもので約50人が参加した。
 憲法あしやの会の小畑広士さんの司会で進められた集会では、三上智恵監督の「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」(仮題)の派生作品の上映、戎剛さんの三線と沖縄の歌、急逝された松田妙子さんの紙芝居「まるで石ころのように」の上演などが行われ、5団体からの問題提起を前田辰一さん(市民がつくる芦屋会議)が行った。
 その中で前田さんは、南西諸島の軍事基地化の現状や大軍拡予算などにふれたあと、「憲法13条や25条などについて、私たちの日々の暮らしの中でどう生かされているか点検し、地域から憲法を活かす運動に取り組んでいこう」と提起した。
 集会を主催した5団体の活動は10年以上前から継続しており、5・3憲法記念日、8・15敗戦の日行動、10・21反戦集会など、講演会や集会、街頭アピールなどに取り組んできた。当面、今年の10・21に向けて取り組んでいくほか、来年には完成版「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」の上映運動に取り組む予定。
(鍋島)