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「反核平和の火リレー」が出発   7.28〜8.8

2023/07/28
【写真説明】広島の平和記念公園の「平和の灯」から採った火が実行委員長から第1走者のトーチに移された=7月28日、兵庫県庁玄関前
 
 「語りつごう、走り続けよう、ヒロシマ・ナガサキの心を」をスローガンに、核廃絶を訴えて県内の自治体を走りつなぐ「反核平和の火リレー」。第37回となった今年のリレーの出発式が7月28日、兵庫県庁前で行われた。
 出発式は、リレーを主催する平和友好祭兵庫県実行委員会の西田祐樹実行委員長のあいさつから始まった。西田実行委員長は、「反核平和の火リレー」は1982年に広島で始まり、その後は全国で取り組まれていることを紹介。また、兵庫ではリレーや学習会の取り組みと同時に各自治体に非核自治体宣言の採択を要請してきたことも紹介し、昨年豊岡市で採択されたので県内で残るのはあと1団体だけになったと報告した。
 つづいて来賓あいさつ。自治労県本部・足立副委員長、部落解放同盟県連・坂本委員長、立憲民主党県連・井坂代表、新社会党県本部・粟原委員長、フォーラム平和・人権・環境ひょうごの小林事務局長、さらに第26代高校生平和大使の松尾美雨さん、県総務部総務課から次々と連帯と激励のエールが贈られた。
 その後、西田実行委員長の手で広島・平和記念公園の「平和の灯」から採火した火が第1走者のトーチに点火され、リレーは出発。県内を走り回って8月8日にゴールの西宮市役所に到着する。