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私たちの”介護”は大丈夫?
安心ネットが2回目の交流会

2023/07/02
【写真説明】介護労働と介護保険制度の利用の2つのテーマのグループに分かれて交流した=7月2日、神戸市灘区
 
 安心と笑顔の社会保障ネットワーク(略称・安心ネット)は7月2日、灘区民センターで「PART2 親の老後、私の老後は大丈夫?」という交流会を開催。今年3月の神戸市介護保険課出前トークに続き介護保険制度の問題点を把握するための意見交換を行った。
 菊地憲之・安心ネット代表は「介護保険制度のさらなる改悪案は防衛費や少子化対策の財源確保のために年末まで先送りされたが、この交流会で明らかになった問題点を神戸市に申し入れを行いたい」とあいさつ。つづいて小林るみ子事務局長がこれまでの取り組みの経過を報告し、前回の出前トークで出された意見や質問に対する神戸市の回答書の説明をした。
 その後、介護労働のAグループと介護保険制度利用のBグループに分かれて交流を深めた。
 Aグループでは、「グループホームでは人手不足で公休も出勤し長時間労働でクタクタ。休みが欲しいと若い介護職員がユニオンで話している」「昨年2月から岸田政権が促す賃上げ3%(9千円)の取り組みは、良くても6千円の賃上げでまったく不十分。物価高に対応できない」など劣悪な処遇に不満が出された。
 Bグループでは、「一人暮らしの70歳の父は発達障害で生活支援が必要。夫とともに通いで看ているが、同じ団地で孤独死があり、父の介護に不安がある」「特養で介護費用だけでも月18万円かかる。施設の部屋代負担が資産基準の引下げで増えて、貯蓄が減る。基準を戻してほしい」と介護不安や負担増の苦情などが出された。(菊地)