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今後も活動の継続を確認
連帯兵庫みなせん

2022/12/28
夏の参議院選挙の総括と今後の方針について議論した討論集会=12月10日、神戸市兵庫区
 連帯兵庫みなせんは12月10日、神戸市兵庫区内で「2022参院選総括と今後の方針案」討論集会を開いた。集会には立憲民主党、社民党、新社会党、緑の党、れいわ新選組の県組織の代表や市民ら約30人が参加した。
 世話人代表兼事務局長の松本誠さんは、参議院選挙の取り組み経過を踏まえた総括の論点として、野党共闘の再建は困難な状況にあるが、「歴史の流れに逆行する自公政権を押し戻す”新しい流れ”が生み出されるよう再出発の道筋を模索する」と方針案を提起した。
 各党代表者からは「野党共闘はオール沖縄のように」「弱い人々が結集できる野党共闘を」「みどり、新社会、社民による護憲の第3極の政治づくりで野党共闘の強化を」「機構危機を克服する政策を野党共闘の柱に」などの意見が出された。強化を」「機構危機を克服する政策を野党共闘の柱に」などの意見が出された。新社会党からは菊地憲之県本部書記長が「参院選の取り組みから来春の統一自治体選で若い予定候補者の擁立が実現している。敵基地攻撃能力の保有まで含めた防衛力の抜本的強化を進める自公政権の動きの中で野党共闘の休止はありえない。戦争を回避し国民の暮らしを守る野党共闘路線の堅持を」と発言した。
 参加者からは政党のあり方、めざすべき社会像、平和の危機、神戸市会の会派、野党共闘の重要性、若者に魅力ある政策などについて意見が出された。
これらの発言を受け、最後に松本事務局長が「敵基地攻撃能力の保有などの危険な動向、解散・総選挙もありうる岸田政権の揺らぎなどをみると、いま、みなせんの解散や休止ができる情勢ではない。みなせんの活動は今後も継続する」とまとめて閉会した。(菊地)