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ひょうご描き歩き129
大鳴門橋(南あわじ市)
2022/06/08
淡路島を縦貫する神戸淡路鳴門自動車道の南端で、四国に架かるこの大鳴門橋のできたのが1985年。全長1629m、主塔高144m、中央径間長876m、2階構造で上は自動車専用道路、下部は新幹線規格の鉄道用。渦潮に影響を及ぼさないように橋脚の位置は配慮された。
春の大潮の頃、鳴門海峡周辺の潮位が増し、潮の干満差が大きくなって迫力のある渦潮が観られるので、渦の見頃の時間帯は観潮船も賑わう。
潮の満ち干きは月や太陽の引力による海水面の上下動によって起こり、速い潮流と遅い潮流がぶつかることで渦が発生する。鳴門海峡の潮流は世界3大潮流の1つと言われ、その速さは最大時は時速20kmにもなる。観潮船で橋の直下あたりに差しかかると、潮流は激しく音を立て、潮の流れのあちこちに白い波を立てて渦が逆巻き踊る。この豪快な渦潮は、四国鳴門側から橋桁下部に設置された延長450ⅿの遊歩道「渦の道」を歩いて行っても45ⅿの高さから見下ろすことができる。
淡路側からの渦潮クルーズ船は福良港から出ているが、その乗船場の向かいに淡路人形座がある。上演に先立ち、淡路人形の歴史や人形遣いの技法の解説、舞台や舞台裏の見学があって、初めて観る人も楽しませてもらえる。(嶋谷)
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春の大潮の頃、鳴門海峡周辺の潮位が増し、潮の干満差が大きくなって迫力のある渦潮が観られるので、渦の見頃の時間帯は観潮船も賑わう。
潮の満ち干きは月や太陽の引力による海水面の上下動によって起こり、速い潮流と遅い潮流がぶつかることで渦が発生する。鳴門海峡の潮流は世界3大潮流の1つと言われ、その速さは最大時は時速20kmにもなる。観潮船で橋の直下あたりに差しかかると、潮流は激しく音を立て、潮の流れのあちこちに白い波を立てて渦が逆巻き踊る。この豪快な渦潮は、四国鳴門側から橋桁下部に設置された延長450ⅿの遊歩道「渦の道」を歩いて行っても45ⅿの高さから見下ろすことができる。
淡路側からの渦潮クルーズ船は福良港から出ているが、その乗船場の向かいに淡路人形座がある。上演に先立ち、淡路人形の歴史や人形遣いの技法の解説、舞台や舞台裏の見学があって、初めて観る人も楽しませてもらえる。(嶋谷)