トピックス

米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会
 京都で2020年旗開き
 永井友昭さんの市議選支援を確認

2020/02/09

 京都府京丹後市にある米軍Xバンドレーダー基地の反対・撤去運動に取り組む「米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会」は2月9日、京都市内で恒例の旗開きを行い、地元京都をはじめ近畿各地から約70人が参加した。
 冒頭、連絡会共同代表の大湾宗則さんがあいさつし、今後の運動の方向性について、これまでの民意を示す大衆闘争と同時に、農林漁業などの産業興しによる基地に頼らない自治体づくりの課題があると提起するとともに、4月19日告示、26日投票で行われる京丹後市議選に、基地建設の計画段階からずっと地元で反対運動の先頭に立ってきた「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」事務局長の永井友昭さんが無所属で立候補することを決意したことを紹介し、今後の支援の取り組みを呼びかけた。
 その後、「2019年の闘い」として京都連絡会や近畿連絡会が連帯する沖縄や韓国など各地の反基地闘争の映像が上映されたあと、永井友昭さんがあいさつに立った。
 永井さんは、立候補を決断するに至った経緯やそのなかでの迷いも含めた自らのさまざまな思いなどを伝え、最後には必ず市議選に勝ち抜くと力強く決意を表明した。  集いはその後、連帯のあいさつや歌の演奏、近畿連絡会に結集する京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良の各府県の団体からの発言と続いたが、それぞれが永井さんの立候補表明を歓迎し、何としても永井さんの勝利を勝ち取ろうと、会場は選挙に向けた決起集会さながらの熱い空気に包まれた。
写真:旗開きは京丹後市議選への出馬を決意した永井友昭さん(「憂う宇田川有志の会」事務局長)を励ます会となった=2月9日、京都市