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岩佐卓也・神戸大学教員が講演
2020教育労働講座 関西生コンへの攻撃を考える
2020/01/25
2020教育労働講座が1月25日、神戸市勤労会館で開かれ、「労働組合つぶしの現在―関西生コンを中心に」とのテーマで神戸大学の岩佐卓也さんから講演を受けた。
いま起こっている全日建連帯労組関西生コン支部(関西生コン)への異常な弾圧・労働組合つぶしが、警察による組合脱退強要も含めて進められていることが報告され、同労組の運動の形態が日本では数少ない企業横断的な労働条件規制・集団交渉であることや、1981年には当時の日経連会長が、「関西生コンの運動は資本主義の根幹にかかわる」と発言していたこと、また、阪神・淡路大震災以降、コンプライアンス活動にも労組の社会的責任として力を入れてきたことに攻撃の刃が向いていると解説された。
労働組合の権利を歴史的に考えた時、「いまどき、ストライキ?」と揶揄されるほど労働組合の存在感が弱められていることも指摘され、エジプトやタイ、フランスでさえストに対して逮捕や損害賠償請求、告発が起きていると紹介された。
公務員労組にもいま様々な攻撃があるが、職場で労働組合活動が見えるようにすること、職場で話し合い、当局に要求することで現状を変えていくしかないこと、職場で労使関係を変える道を回避することはできないことなどを改めて確認できる講座になった。
関西生コンへの弾圧を他人事にしてはならない。
(小城)
写真:神戸大学の岩佐卓也さんが関西生コンへの組合つぶしの攻撃の背景や本質などを解説した=1月25日、神戸市中央区
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
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2020教育労働講座が1月25日、神戸市勤労会館で開かれ、「労働組合つぶしの現在―関西生コンを中心に」とのテーマで神戸大学の岩佐卓也さんから講演を受けた。
いま起こっている全日建連帯労組関西生コン支部(関西生コン)への異常な弾圧・労働組合つぶしが、警察による組合脱退強要も含めて進められていることが報告され、同労組の運動の形態が日本では数少ない企業横断的な労働条件規制・集団交渉であることや、1981年には当時の日経連会長が、「関西生コンの運動は資本主義の根幹にかかわる」と発言していたこと、また、阪神・淡路大震災以降、コンプライアンス活動にも労組の社会的責任として力を入れてきたことに攻撃の刃が向いていると解説された。
労働組合の権利を歴史的に考えた時、「いまどき、ストライキ?」と揶揄されるほど労働組合の存在感が弱められていることも指摘され、エジプトやタイ、フランスでさえストに対して逮捕や損害賠償請求、告発が起きていると紹介された。
公務員労組にもいま様々な攻撃があるが、職場で労働組合活動が見えるようにすること、職場で話し合い、当局に要求することで現状を変えていくしかないこと、職場で労使関係を変える道を回避することはできないことなどを改めて確認できる講座になった。
関西生コンへの弾圧を他人事にしてはならない。