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ロシアのウクライナ侵攻糾弾
即時停戦・ウクライナからの撤退を
各地で広がる反戦・抗議行動

2022/03/23
 2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を開始してから3週間近く、ロシアの軍事攻撃は激しさを増し、子どもも含む民間人に多大な犠牲が出る一方、国外避難者も250万人を超えたと伝えられている。ロシアの軍事侵略に対し、ロシア国内で抗議の反戦デモが起きたのをはじめ、世界中で抗議行動が広がり、一刻も早い停戦、撤退を求める声があがる。神戸でも諸団体によって各地で抗議の行動が広がっている。(3月11日記)
 
 神戸では3月3日昼、三宮の神戸マルイ前で緊急の抗議行動が行われた。行動を呼びかけたのは、毎週木曜日にこの場所で有志による街頭宣伝行動を行っている「市民デモHYOGO」。この日は約70人が参加して、1時間にわたりロシアによるウクライナ軍事侵攻を糾弾し、抗議するアピールを続けた(写真・上)。
 行動では、「NO WAR」「ウクライナ侵攻をやめよ」と大書された横断幕をはじめ、行動参加者がそれぞれに用意したメッセージボードやプラカードなどが掲げられた。参加者がマイクリレーで、口々に「どんな理由であれ、戦争は許されるものではない」「ロシアの軍事侵攻を直ちに止めさせよう」「ひとりひとりが戦争反対の声をあげよう」などと訴えた。また、この事態に乗じて安倍元首相や維新の会などが、「日本の核共有の議論を」や「非核三原則の見直しを」などと放言し、日本の軍拡と戦争への道を煽っていることを糾弾する声もあがった。
 戦争させない1000人委員会・ひょうごも8日夕、JR元町駅前で、約50人が参加して抗議のスタンディングを行った(写真・上段の下)。
 このほか、5日にはアイ女性会議ひょうごのメンバーら約20人がJR神戸駅前でボードなどを掲げながら反戦のアピール行動(写真・下)。須磨区でも6日、憲法を生かす会と新社会党須磨総支部が地下鉄名谷駅前でスタンディングを行った。