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あわはら富夫神戸市議が講演 久元神戸市政を検証
 憲法を生かす北区の会が総会

2020/02/02

 憲法を生かす北区の会は2月2日、定例の総会と学習会を北区民センターで開いた。
 総会ではまず、事務局からこの1年間に取り組んできた活動内容として、北区の会のニュース「カツケンひろば」を5回発行したことや、「憲法を考えるつどい」を3回開催したこと、また、毎月9日と25日には街頭署名行動を駅頭やスーパー前で行い、安倍9条改憲阻止や敬老パス制度改悪反対を訴えたことなどが報告された。とくに、昨年夏に開催した「豊田直巳写真展」は、これまでにない大きな成果をあげた取り組みであったことが強調された。
 後半の学習会では、「市民に背を向ける久元市政を問う」をテーマに、神戸市会議員のあわはら富夫・新社会党県本部委員長から今の神戸市政についての話を聞いた。主に「敬老・福祉パス制度の改悪」「分限処分条例」「スマスイ再整備」「三宮再整備」の4つの問題について、何がおかしいのか、どうすべきなのかが明確に指摘され、たいへん分かりやすいと好評だった。それらの問題に共通するのは、市長の強引さと周囲の「忖度」という構図だ。市民の生活を二の次にした開発優先の市政には、今後も抗議の声を上げ続けなければならないとの思いを強くした総会となった。   
(渡辺)
写真:市民に背を向ける久本神戸市政の問題点をあわはら富夫神戸市議に聞いた=2月2日、神戸市北区