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コロナ禍関連ホットライン  3月4、5日
NPOはたらく人の相談室とひょうごユニオンが共同実施

2022/03/23
ホットラインの告知をするあかし地域ユニオンのメンバー=3月2日、明石駅前
 NPO法人ひょうご働く人の相談室と県下の8地域ユニオンは、3月4、5日の2日間、共同で「コロナで困った 生活と雇用を守るホットライン」を実施した。
 コロナ関連では、「コロナに感染した時に受けられる支援・補償制度を周知してほしい」「濃厚接触者には休業補償があるのに感染者にないのはおかしのでは」「濃厚接触者の濃厚接触者、またその濃厚接触者など扱いが分かりにくい」といった感染に関すること、「子どもを預ける保育所も決まり育児休暇から復職する予定が、会社からコロナで仕事が減ったので育児休暇を延長してくれないかと言われている」「コロナで勤務時間が減り休業手当をもらっているが、今後が心配で転職するかどうか悩んでいる」などといった仕事の減少に関する相談があった。
 コロナとの関連は不明だが、「無期転換社員になっているのに契約解除を通告され、監督署に行ったが30日前予告なので問題はないと言われた」「正社員で採用されたがその後パートに転換され、仕事中の怪我で休職中に解雇予告をされた」といった解雇事案もあった。2日間であわせて10件の相談が寄せられた。
相談スタッフは、2月28日に行った事前学習の最新情報をもとに説明するとともに、団体交渉が必要な案件は各ユニオンが面談して取り組むことになっている。
この間、保健所の保健師や宿泊療養施設の看護師、介護施設の介護士など専門職からの相談も相次いでおり、引き続き相談窓口を拡充して支援活動を進める考えだ。(山西)