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阪神・淡路大震災から27年
今年の第27回で閉幕
1.17追悼・連帯・抗議の集い
2022/02/09
今年で最後となった集いで主催者あいさつをするあわはら富夫・実行委員会共同代表=1月17日、神戸市役所1号館前
阪神・淡路大震災から丸27年の1月17日、神戸市役所1号館前では今年も恒例の「1・17追悼・連帯・抗議の集い」が開かれた。震災後、毎年この日に開かれ、今回で第27回となったこの集いも今年が最後として呼びかけられた。
「ひとりの被災者もとり残さない」と、故河村宗治郎氏が会長の兵庫県被災者連絡会らが、神戸市の避難生活者への冷たい対応に抗議して市役所前で座り込みを行ったことがきっかけとなって始まったこの集い。2010年以降は、神戸市などによる「20年間の入居期限」を理由とした借り上げ住宅入居者への強制退去問題を中心に訴えてきたが、2016年から始まった神戸市による強制退去を求める提訴が、地裁、高裁、最高裁のいずれも行政側の一方的な主張だけを認める非情な判決で、不本意ながらも2021年半ばで終結したことや、集いの中心になってきた被災当事者自身が高齢化のため集いへの参加が困難になってきたことなどを考慮し、主催の実行委員会は今回で最後とすることを決めた。
追悼と鎮魂の読経から始まった集いの冒頭、あいさつに立った実行委員会共同代表のあわはら富夫神戸市議は、このことにふれ、集いは今年で終わるが、集いに込めてきた被災者の思いをそれぞれが持ち続け、つなぎ、まだ続く被災者の生活再建に力を尽くしていこうと呼びかけた。
集いでは、これまで集いに関わってきた諸団体の代表らからのエールやずっと音楽で出演してきた趙博さんやおーまき・ちまきさんらの歌の演奏も行われ、集いの終了を惜しむとともに、今後もそれぞれが闘い続けていくことを確認しあった。
最後に、「住まいは人権、生活の基盤。私たちは忘れない、神戸市による被災者追い出しを、司法がそれを認めたことを」―と連帯と抗議の思いを込めた集会宣言を山村ちずえ実行委員会共同代表が読み上げて閉幕した。
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阪神・淡路大震災から丸27年の1月17日、神戸市役所1号館前では今年も恒例の「1・17追悼・連帯・抗議の集い」が開かれた。震災後、毎年この日に開かれ、今回で第27回となったこの集いも今年が最後として呼びかけられた。
「ひとりの被災者もとり残さない」と、故河村宗治郎氏が会長の兵庫県被災者連絡会らが、神戸市の避難生活者への冷たい対応に抗議して市役所前で座り込みを行ったことがきっかけとなって始まったこの集い。2010年以降は、神戸市などによる「20年間の入居期限」を理由とした借り上げ住宅入居者への強制退去問題を中心に訴えてきたが、2016年から始まった神戸市による強制退去を求める提訴が、地裁、高裁、最高裁のいずれも行政側の一方的な主張だけを認める非情な判決で、不本意ながらも2021年半ばで終結したことや、集いの中心になってきた被災当事者自身が高齢化のため集いへの参加が困難になってきたことなどを考慮し、主催の実行委員会は今回で最後とすることを決めた。
追悼と鎮魂の読経から始まった集いの冒頭、あいさつに立った実行委員会共同代表のあわはら富夫神戸市議は、このことにふれ、集いは今年で終わるが、集いに込めてきた被災者の思いをそれぞれが持ち続け、つなぎ、まだ続く被災者の生活再建に力を尽くしていこうと呼びかけた。
集いでは、これまで集いに関わってきた諸団体の代表らからのエールやずっと音楽で出演してきた趙博さんやおーまき・ちまきさんらの歌の演奏も行われ、集いの終了を惜しむとともに、今後もそれぞれが闘い続けていくことを確認しあった。
最後に、「住まいは人権、生活の基盤。私たちは忘れない、神戸市による被災者追い出しを、司法がそれを認めたことを」―と連帯と抗議の思いを込めた集会宣言を山村ちずえ実行委員会共同代表が読み上げて閉幕した。