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敬老・福祉パスの改悪反対署名
 3446筆を神戸市に提出

2020/02/07
敬老パス・福祉パス制度の維持・拡充を求める実行委員会
 神戸市の敬老パス・福祉パス制度が“見直し”という名で改悪されようとしていることに対し、制度の改悪は許さないと署名活動などを続けてきた「敬老パス・福祉パス制度の維持・拡充を求める実行委員会」(代表・山崎貢熟年者ユニオン会長)は2月7日、集約した署名3446筆を神戸市に提出した。
 熟年者ユニオンとしてはすでに昨年10月に同趣旨の署名1618筆を市に提出しているが、同ユニオンのほか、アイ女性会議ひょうご、安心と笑顔の社会保障ネットワーク、憲法を生かす会・ひょうごネット、市民デモHYOGO、ろっこう医療生協の6団体でつくった同実行委員会は、有識者会議の報告を基にした神戸市の見直し案が明らかにされたのを受けて、昨年12月下旬以降、市のパブリックコメント(12月4日〜1月10日)への取り組みとともに、署名運動の第2弾として毎週火、金曜日の午後、三宮のマルイ前で統一署名行動を展開してきた。このほか、各団体でも独自に署名集めを進めてきた。
 署名提出の際、山崎代表は対応にあたった市の担当者に「署名に託された市民の切実な思いの重みを受け止め、しっかり市長に伝えてほしい」と強く訴えた。
 同会は今後、予算市会に向けて陳情や請願の活動を進めていく。
写真:実行委員会で集めた3446筆の署名が山崎貢代表によって神戸市に提出された=2月7日、神戸市役所