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生きさせろ!
反貧困テーマに雨宮処凜さんのトークライブ
灘「平和まつり」に250人
2020/02/02
新社会党灘総支部(金丸正樹委員長)が中心になってつくる実行委員会主催の「平和まつり?なだ2020」は2月2日午後、神戸市灘区のシマブンビルで開かれ、会場が満席になる約250人が参加した。2017年から始まった「平和まつり?なだ」の開催はこれで3回目。今回のテーマは貧困問題で、「生きさせろ! 反貧困、そして未来に希望を」をスローガンに掲げて作家の雨宮処凛(あまみやかりん)さんのトークライブを中心に行われた。
「まつり」は、渋田弥主子実行委員長のあいさつに続き、女性2人の「デュオ・ソラ」によるギター演奏のミニコンサートから始まった。
休憩をはさんで、雨宮さんが登壇、聞き手の川元志穂弁護士(あすわか兵庫)と対談するかたちでトークが進められた。
雨宮さんはまず、事件の被告にも接見し、著書も出している相模原の事件のことから話を始めた。「生産性」「自己責任」「迷惑」と、不寛容な言葉が社会にあふれ、“障がい者ヘイト”にまでなっている、そんな風潮がはびこっている社会を象徴するような事件ではないかと憂いた。
さらに聞き手に答えて、フリーターとしての過去の過酷な生活、憲法前文に感動して右翼から転向したことも明らかにするとともに、ロスジェネ世代の貧困の実情についても触れ、自分がなぜ反貧困の運動や取材・執筆活動に取り組みだしたのかについても語った。着目点は、1990年代から2000年代の労働環境の激変、労働現場の悪化であり、いわゆる「プレカリアート(不安定なプロレタリアート)」の概念と存在を知ったことだ。そして、貧困はまさに労働問題であり、政治の問題である以上、声をあげること、闘うしかないことが強調された。
さらにより具体的には就労支援、とくに住宅支援の大切さを説いた。
会場のロビーには賛同団体による12の展示ブースも出展され、活況を呈した。
写真:(上)今回で3回目となる「平和まつりinなだ」は250人の参加者で満席に、(下)雨宮処凜さんと聞き手の川元志穂さん=2月2日、神戸市灘区
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
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新社会党灘総支部(金丸正樹委員長)が中心になってつくる実行委員会主催の「平和まつり?なだ2020」は2月2日午後、神戸市灘区のシマブンビルで開かれ、会場が満席になる約250人が参加した。2017年から始まった「平和まつり?なだ」の開催はこれで3回目。今回のテーマは貧困問題で、「生きさせろ! 反貧困、そして未来に希望を」をスローガンに掲げて作家の雨宮処凛(あまみやかりん)さんのトークライブを中心に行われた。
「まつり」は、渋田弥主子実行委員長のあいさつに続き、女性2人の「デュオ・ソラ」によるギター演奏のミニコンサートから始まった。
休憩をはさんで、雨宮さんが登壇、聞き手の川元志穂弁護士(あすわか兵庫)と対談するかたちでトークが進められた。
雨宮さんはまず、事件の被告にも接見し、著書も出している相模原の事件のことから話を始めた。「生産性」「自己責任」「迷惑」と、不寛容な言葉が社会にあふれ、“障がい者ヘイト”にまでなっている、そんな風潮がはびこっている社会を象徴するような事件ではないかと憂いた。
さらに聞き手に答えて、フリーターとしての過去の過酷な生活、憲法前文に感動して右翼から転向したことも明らかにするとともに、ロスジェネ世代の貧困の実情についても触れ、自分がなぜ反貧困の運動や取材・執筆活動に取り組みだしたのかについても語った。着目点は、1990年代から2000年代の労働環境の激変、労働現場の悪化であり、いわゆる「プレカリアート(不安定なプロレタリアート)」の概念と存在を知ったことだ。そして、貧困はまさに労働問題であり、政治の問題である以上、声をあげること、闘うしかないことが強調された。
さらにより具体的には就労支援、とくに住宅支援の大切さを説いた。
会場のロビーには賛同団体による12の展示ブースも出展され、活況を呈した。