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「貧困・格差問題シリーズ」第2回
「新自由主義とは何か」を学習
市民デモHYOGO学習会・第7回
2022/02/23
「新自由主義とは何か」をテーマに講演する佐野修吉さん(左)=1月29日
毎月第4土曜日を基本に市民デモHYOGOが主催する連続学習会の第7回学習会が1月は第5土曜日の29日、オンライン併用で開かれた。今回は「貧困・格差問題シリーズ」の第2回。第1回に引き続き、奨学金問題をはじめ貧困問題などを研究する佐野修吉さんが講師を務めた。
第1回では日本の貧困・格差問題を概観し、問題の根源がバブル経済崩壊後に本格化する新自由主義にあることが明らかにされたが、2回目は問題の根源である新自由主義にしぼって考えようと、「新自由主義とは何か」をテーマに講演した。
講演では、世界的には1970年代末期から行き詰まった資本主義経済体制の変革のためにそれまでの福祉国家から「資本の金儲けの自由」を徹底して追求する新自由主義への転換がはかられた歴史的な経緯もふりかえりながら、新自由主義の本質とそれがもたらした結果・現状を考えた。
福祉国家から新自由主義への転換については、①市場、②税制、③労働・社会制度、④主要産業構造と経済体制、⑤イデオロギー・社会と5つのカテゴリーに照準を合わせ、その変化の本質と特徴が図解でわかりやすく示された。そして、新自由主義が総じて、貧富の格差を拡大し、労働組合などたたかう組織を弱体化・無力化させて社会不安の増大と社会の分断をつくり出し、民主主義の危機を引き起こし、さらには気候危機をも招いているという現状を浮き彫りにした。
こうした新自由主義に対して、今後これにどう立ち向かっていくのか、次回は運動上の課題について考えるとした。
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毎月第4土曜日を基本に市民デモHYOGOが主催する連続学習会の第7回学習会が1月は第5土曜日の29日、オンライン併用で開かれた。今回は「貧困・格差問題シリーズ」の第2回。第1回に引き続き、奨学金問題をはじめ貧困問題などを研究する佐野修吉さんが講師を務めた。
第1回では日本の貧困・格差問題を概観し、問題の根源がバブル経済崩壊後に本格化する新自由主義にあることが明らかにされたが、2回目は問題の根源である新自由主義にしぼって考えようと、「新自由主義とは何か」をテーマに講演した。
講演では、世界的には1970年代末期から行き詰まった資本主義経済体制の変革のためにそれまでの福祉国家から「資本の金儲けの自由」を徹底して追求する新自由主義への転換がはかられた歴史的な経緯もふりかえりながら、新自由主義の本質とそれがもたらした結果・現状を考えた。
福祉国家から新自由主義への転換については、①市場、②税制、③労働・社会制度、④主要産業構造と経済体制、⑤イデオロギー・社会と5つのカテゴリーに照準を合わせ、その変化の本質と特徴が図解でわかりやすく示された。そして、新自由主義が総じて、貧富の格差を拡大し、労働組合などたたかう組織を弱体化・無力化させて社会不安の増大と社会の分断をつくり出し、民主主義の危機を引き起こし、さらには気候危機をも招いているという現状を浮き彫りにした。
こうした新自由主義に対して、今後これにどう立ち向かっていくのか、次回は運動上の課題について考えるとした。