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「原発のない社会へ」 1600人が結集
老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか
2021/12/15
集会の途中で参加者全員が「老朽原発うごかすな!」のポテッカーを掲げるアクション=12月5日、大阪市・うつぼ公園
3回目となる「大集会inおおさか」には全国から1,600人が集まった=12月5日、大阪市・うつぼ公園
関西電力は今年6月、運転開始後45年になろうとする老朽原発・美浜3号機を再稼働させたが、特重施設(いわゆるテロ対策施設)の完成が期限に間に合わず10月22日、停止に追い込まれた。また、45年を超える老朽原発・高浜1、2号機も特重施設の設置が間に合わず再稼働は見送られている。こうした老朽原発の運転停止に追い打ちをかけ、老朽原発の廃炉を突破口に原発のない社会の実現へと、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、昨年9月と今年6月の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」(それぞれ1,600人と1,300人が参加)につづいて12月5日、「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」を大阪市のうつぼ公園で開いた。
全国各地からの運動団体も含めて約1,600人が参加した集会は中嶌哲演さん(原子力発電に反対する福井県民会議)の主催者あいさつに始まった。「昨年、関西電力と国が美浜、高浜両町と福井県に猛烈に攻勢をかけ地元同意を取り付けた。だが、実際に動いたのは美浜3号機1基だけで、わずか4か月稼働しただけ。それで23億kw、電力料金で約500億円近くを関電が稼いだ。だがその一方で、使用済み燃料にはヒロシマ原爆300発分の放射能とナガサキ原爆の10発分のプルトニウムが新たに生成・蓄積されていることを忘れてはならない」と切り出し、「脱原発の世論は潜在的には圧倒的多数だ。それをいかに顕在化させるかが求められている。すぐにでもできる地道な実践とともに法案づくりなど大きな運動をも必要としている」と訴えた。
つづいて美浜3号機の運転差し止め仮処分裁判について弁護団の井戸謙一弁護士が報告。名古屋地裁での老朽原発廃炉訴訟の報告もあった。さらに老朽原発の地元から3人が発言した。
その後、参加者はポテッカーを一斉に掲げるアクションで「老朽原発うごかすな!」をアピール。
さらに原発事故避難者からは「原発賠償関西訴訟団」が発言。全国各地から参加した市民団体の紹介があり、関西の6つの市民団体がそれぞれの活動の報告や決意を述べた。また、参加した政党代表もステージにあがり、社民、新社会、共産、れいわ、緑の各党の代表が紹介された。労働組合からも3つの団体が連帯のアピールをおくった。
集会は最後に、「老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しよう!」と訴える集会アピールを実行委員会の木原壯林さんが提案し、採択した。
集会後は、御堂筋を通って難波までの約100分のコースをデモ行進。「老朽原発このまま廃炉!」「原発はいらない」のコールを響かせた。
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3回目となる「大集会inおおさか」には全国から1,600人が集まった=12月5日、大阪市・うつぼ公園
関西電力は今年6月、運転開始後45年になろうとする老朽原発・美浜3号機を再稼働させたが、特重施設(いわゆるテロ対策施設)の完成が期限に間に合わず10月22日、停止に追い込まれた。また、45年を超える老朽原発・高浜1、2号機も特重施設の設置が間に合わず再稼働は見送られている。こうした老朽原発の運転停止に追い打ちをかけ、老朽原発の廃炉を突破口に原発のない社会の実現へと、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、昨年9月と今年6月の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」(それぞれ1,600人と1,300人が参加)につづいて12月5日、「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」を大阪市のうつぼ公園で開いた。
全国各地からの運動団体も含めて約1,600人が参加した集会は中嶌哲演さん(原子力発電に反対する福井県民会議)の主催者あいさつに始まった。「昨年、関西電力と国が美浜、高浜両町と福井県に猛烈に攻勢をかけ地元同意を取り付けた。だが、実際に動いたのは美浜3号機1基だけで、わずか4か月稼働しただけ。それで23億kw、電力料金で約500億円近くを関電が稼いだ。だがその一方で、使用済み燃料にはヒロシマ原爆300発分の放射能とナガサキ原爆の10発分のプルトニウムが新たに生成・蓄積されていることを忘れてはならない」と切り出し、「脱原発の世論は潜在的には圧倒的多数だ。それをいかに顕在化させるかが求められている。すぐにでもできる地道な実践とともに法案づくりなど大きな運動をも必要としている」と訴えた。
つづいて美浜3号機の運転差し止め仮処分裁判について弁護団の井戸謙一弁護士が報告。名古屋地裁での老朽原発廃炉訴訟の報告もあった。さらに老朽原発の地元から3人が発言した。
その後、参加者はポテッカーを一斉に掲げるアクションで「老朽原発うごかすな!」をアピール。
さらに原発事故避難者からは「原発賠償関西訴訟団」が発言。全国各地から参加した市民団体の紹介があり、関西の6つの市民団体がそれぞれの活動の報告や決意を述べた。また、参加した政党代表もステージにあがり、社民、新社会、共産、れいわ、緑の各党の代表が紹介された。労働組合からも3つの団体が連帯のアピールをおくった。
集会は最後に、「老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しよう!」と訴える集会アピールを実行委員会の木原壯林さんが提案し、採択した。
集会後は、御堂筋を通って難波までの約100分のコースをデモ行進。「老朽原発このまま廃炉!」「原発はいらない」のコールを響かせた。