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コロナ禍での介護問題をテーマに
「安心ネット」が総会と講演会
2021/10/27
講演では日下部雅喜さんから介護保険制度の危機的な状況と地域からの取り組みの必要性などが訴えられた=10月3日、神戸市勤労会館
安心と笑顔の社会保障ネットワーク(略称=安心ネット。菊地憲之代表)は10月3日、第6回総会と講演会を神戸市勤労会館で開いた。約40人が参加した。
総会では、「この1年、コロナ禍で活動が十分にできなかったが、3月には神戸市会で介護保険の総合事業などで初めて陳情を行い、市や各会派の発言や対応を知ることができた。今後も地域の課題を議会に持ち込んでいく取り組みを強めたい」と菊地代表があいさつ。
つづく小林るみ子事務局長による活動方針の提案では、コロナ禍のなか保健所の拡充という課題が新たに追加された。
会場からは「75歳以上の医療費窓口2割負担に反対する取り組みを強めてほしい」という意見も出された。
その後、「コロナ災害での介護問題〜4月から介護保険改悪!どう変わったか〜」をテーマに日下部雅喜さん(大阪社保協・介護保険対策委員長)が講演。日下部さんは、コロナ感染拡大での「医療崩壊」の現実に触れた後、「介護保険は人材不足により主要自治体の首長の約9割が制度の維持が難しいと考えている」とした新聞報道を紹介し、高齢者人口がピークとなる2040年には必要なサービスが受けられなくなると問題提起。介護報酬の低さが介護人材不足を招いていると指摘した。
また、今年度から神戸市の介護保険料が6400円に引き上げられたが、詳細なチェックで再計算すると6107円に引き下げられる可能性があると提起し、地域からの介護保険料問題の取り組みが必要だと強調した。
会場からは、「介護ボランティアがいなくなってしまったのは何故か」「総合事業では受給権が保障されないのはおかしいのでは」「外国人介護労働者の受入れはどう考えたらよいのか」など多くの質問や意見が出された。(憲)
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安心と笑顔の社会保障ネットワーク(略称=安心ネット。菊地憲之代表)は10月3日、第6回総会と講演会を神戸市勤労会館で開いた。約40人が参加した。
総会では、「この1年、コロナ禍で活動が十分にできなかったが、3月には神戸市会で介護保険の総合事業などで初めて陳情を行い、市や各会派の発言や対応を知ることができた。今後も地域の課題を議会に持ち込んでいく取り組みを強めたい」と菊地代表があいさつ。
つづく小林るみ子事務局長による活動方針の提案では、コロナ禍のなか保健所の拡充という課題が新たに追加された。
会場からは「75歳以上の医療費窓口2割負担に反対する取り組みを強めてほしい」という意見も出された。
その後、「コロナ災害での介護問題〜4月から介護保険改悪!どう変わったか〜」をテーマに日下部雅喜さん(大阪社保協・介護保険対策委員長)が講演。日下部さんは、コロナ感染拡大での「医療崩壊」の現実に触れた後、「介護保険は人材不足により主要自治体の首長の約9割が制度の維持が難しいと考えている」とした新聞報道を紹介し、高齢者人口がピークとなる2040年には必要なサービスが受けられなくなると問題提起。介護報酬の低さが介護人材不足を招いていると指摘した。
また、今年度から神戸市の介護保険料が6400円に引き上げられたが、詳細なチェックで再計算すると6107円に引き下げられる可能性があると提起し、地域からの介護保険料問題の取り組みが必要だと強調した。
会場からは、「介護ボランティアがいなくなってしまったのは何故か」「総合事業では受給権が保障されないのはおかしいのでは」「外国人介護労働者の受入れはどう考えたらよいのか」など多くの質問や意見が出された。(憲)