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芦屋市政
要 弘太とみんなの会
キックオフ集会で出発

2021/07/27
 市民ひとりひとりが分け隔てなく暮らせるまちづくりをめざしたい―。重度の障がい者・児が生活する福祉施設で23年間働いてきた要弘太(かなめこうた)さん(45歳)が、2023年の芦屋市議会選挙に前田辰一前市議の後継者として立候補することを決意。その要さんを支援し共に歩もうと7月17日、「『要弘太とみんなの会』キックオフ集会」が芦屋市内で開かれた。
 冒頭、同会の代表に就く、市議を7期務めてきた前田さんがあいさつ。「知名度ゼロからの出発だが、要さんは、まさに今、政治に求められている人だと確信している。若さと行動力に期待したい」と要さんを紹介。
 決意表明に立った要さんは、過酷な労働環境の福祉施設で働き続けてきた苦労とそのなかで得た喜びなどを語るとともに、少しでも仲間とともに労働条件をよくしたいとの思いで、長く労働運動をしてきた党員の父親にも相談してきたと明かした。そして、市政への挑戦では「経験値不足で不安もあるが、多くの人が政治にあきらめ、見切りをつけているなか、政治を正す発信をすべきだと決意した」と述べた。
 集いには、6月の選挙で5選を果たしたばかりのつづき徳昭尼崎市議や要さんと共に2議席獲得をめざして闘う山口みさえ芦屋市議もかけつけ、要さんに激励のエールを送った。
 休憩後の講演では、茨木市議会議員の山下けいきさん(新社会党大阪府本部委員長)が「どうすれば選挙に勝てるか」と題し、約40年間にわたって議員生活を務めてきた自らの活動経験にもとづく選挙戦略や戦術などを具体的に述べ、要さんへの激励とした。
 
要さんを支える会の出発にあたって市政挑戦への決意を述べる要弘太さん=7月17日、芦屋市