昨年にひきつづき今年も非常事態宣言の中で迎えたメーデー。コロナを理由にした解雇・雇い止めはすでに10万人を超えるなど労働者には深刻な事態が襲う中でのメーデーだ。だが、コロナ感染拡大防止のため、各地の多くのメーデーが中止になったのをはじめ、形を変えての開催となった。
　連合系の第92回兵庫県メーデー神戸中央大会は、オンライン配信となり４月29日からあいさつやメーデー宣言を読み上げる映像が流された。
　神戸地区労のメーデーも屋内集会は取りやめ、街頭宣伝行動として行った。５月１日、約20人が参加して三宮交通センタービルの南側でマスクつきのチラシを配り、８時間働けば生活できる賃金、全国最賃一律時給１５００円を、などと訴えた。
屋内の集会をやめてマスクつきのチラシを配りながら街頭宣伝行動として取り組まれた神戸地区労のメーデー＝５月１日、神戸市中央区