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とことん闘い抜くぞ 理不尽な無給・職場排除を許さない
ユニオンあしや新浪花分会のたたかい
2021/05/25
打ち合わせをするユニオンあしやの役員と2人の分会員。右から3人目が小畑広士委員長=5月2日、ユニオンあしや事務所
ユニオンあしや(小畑広士委員長)は今、新浪花運輸株式会社(本社・伊丹市)によって理不尽な扱いを受け続けている2人の組合員を守り、支えるための取り組みを4年越しで進めている。
事の発端は、同社の請負先の神戸日野自動車(株)本社工場(神戸市東灘区)で10年以上にわたって納車や引き取り業務に従事していたTさんとIさんらが「正当な残業代を払ってほしい」と、ささやかな説明を求めたことだ。
しかし、会社側はまともに応えず、2人は2018年8月にユニオンあしやに加入。ユニオンあしやは2人の思いを受け止め、団体交渉を開始したが、会社の対応は全く誠意のないもの。県労働委員会の斡旋を無視して交渉中の新賃金体系を強行実施。その後はパワハラ事件をでっち上げては2人を請負先から撤退させ、6割の賃金保障で「自宅待機命令」。さらに通勤・拘束に18時間もかかる就業不可能な部署への配転を命じ、それを拒めば、つぎは無給での「自宅謹慎命令」という信じられない措置に出た。
こうした仕打ちに対し、ユニオンは県労働委員会への申立て、賃金の仮払いを求める仮処分の申し立て、未払賃金の支払いを求める裁判の提訴と、たたかいの場を広げ、支援の輪を広げてきた。
たたかいの渦中のTさんは、「正直、4年は長い。無給とされて半年。解雇ではないからバイトもできずしんどい面もある。でも、支援する人がいてくれるから心強く、なんとか最後まで気持ちと体をつなげたい」と語る。また、Iさんも、「4年間やってきて裁判も始まり、ようやくスタートラインに立ったという感じ。今からがたたかいだという気持ちだ」とたくましい。
ユニオンの小畑委員長は「自分が委員長になったのと同じ時期に始まり、ずっと関わってきたたたかいだ。2人が納得できる形で解決できるまで闘い抜きたい」と支える気持ちに揺るぎはない。
ユニオンあしやはこの間、生活資金の貸付のための財政づくりに「紀州の梅干し」(1箱450g、2,000円)の販売に取り組んでいる。これまで各地の集会や労組を回っては、2人は今でも苦手でうまくなれないと言う、人前での報告や支援要請を行い注文も広がってきた。
ぜひ支援の梅干しの注文をユニオンあしや(電話・ファックス 0797・23・8110)まで。
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ユニオンあしや(小畑広士委員長)は今、新浪花運輸株式会社(本社・伊丹市)によって理不尽な扱いを受け続けている2人の組合員を守り、支えるための取り組みを4年越しで進めている。
事の発端は、同社の請負先の神戸日野自動車(株)本社工場(神戸市東灘区)で10年以上にわたって納車や引き取り業務に従事していたTさんとIさんらが「正当な残業代を払ってほしい」と、ささやかな説明を求めたことだ。
しかし、会社側はまともに応えず、2人は2018年8月にユニオンあしやに加入。ユニオンあしやは2人の思いを受け止め、団体交渉を開始したが、会社の対応は全く誠意のないもの。県労働委員会の斡旋を無視して交渉中の新賃金体系を強行実施。その後はパワハラ事件をでっち上げては2人を請負先から撤退させ、6割の賃金保障で「自宅待機命令」。さらに通勤・拘束に18時間もかかる就業不可能な部署への配転を命じ、それを拒めば、つぎは無給での「自宅謹慎命令」という信じられない措置に出た。
こうした仕打ちに対し、ユニオンは県労働委員会への申立て、賃金の仮払いを求める仮処分の申し立て、未払賃金の支払いを求める裁判の提訴と、たたかいの場を広げ、支援の輪を広げてきた。
たたかいの渦中のTさんは、「正直、4年は長い。無給とされて半年。解雇ではないからバイトもできずしんどい面もある。でも、支援する人がいてくれるから心強く、なんとか最後まで気持ちと体をつなげたい」と語る。また、Iさんも、「4年間やってきて裁判も始まり、ようやくスタートラインに立ったという感じ。今からがたたかいだという気持ちだ」とたくましい。
ユニオンの小畑委員長は「自分が委員長になったのと同じ時期に始まり、ずっと関わってきたたたかいだ。2人が納得できる形で解決できるまで闘い抜きたい」と支える気持ちに揺るぎはない。
ユニオンあしやはこの間、生活資金の貸付のための財政づくりに「紀州の梅干し」(1箱450g、2,000円)の販売に取り組んでいる。これまで各地の集会や労組を回っては、2人は今でも苦手でうまくなれないと言う、人前での報告や支援要請を行い注文も広がってきた。
ぜひ支援の梅干しの注文をユニオンあしや(電話・ファックス 0797・23・8110)まで。