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淡路で近畿ブロック党学校
 新社会党近畿ブロック協議会が開催 12.8〜9

2019/12/09
 新社会党近畿ブロック協議会(山下慶喜議長)が毎年秋に開催する近畿ブロック党学校が、昨年は12月8〜9日、3カ月前の9月に党の新支部(淡路支部)が結成された淡路島の津名ハイツで開かれ、48人が参加した。
 山下議長の主催者あいさつ、粟原富夫・党兵庫県本部委員長の地元県本部あいさつのあと、学習の第1単位として澤野義一さん(大阪経済法科大学教授)による「安倍改憲の動向と私たちの課題」と題した講演が行われた。講演では、今後の課題として市民と野党共闘で改憲審議や発議をさせない運動を強化するとともに、新社会党として、非武装中立論を主張する唯一の政党としての独自の立場や政策を明確に自覚して、現行憲法の歴史的・今日的意義の学習・普及がさらに必要だとの提言があった。
 つづく学習の第2単位では、「2019年統一自治体選挙・参院選に向けた新社会党の取り組みと課題」として長南博邦・党中央本部書記長から報告と問題提起が行われ、議席の確保をめぐる課題とともに、自治体選挙での政策の補強や重点、参院選での政策の補強などについての提起があった。
 その後、各府県本部から活動報告が行われ、新支部結成や地域で取り組んでいる市民運動との連携の発展など、この間、党員が担ってきた運動の成果が紹介された。
 2日目は、①自治体選挙の各選対活動交流、②党と大衆運動、③学習会活動と仲間づくりをテーマにした3つの分科会に分かれて討論・交流した。
写真:講演や報告、分科会で学習と交流を深めた近畿ブロック党学校=2018年12月8日、淡路市