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憲法はあなたの命と未来のサポーター
5・3兵庫憲法集会
リアルとオンラインの併用で  14:00 東遊園地

2021/03/09
1万人意見広告運動の取り組みも
 戦争させない、9条壊すな!総がかり行動兵庫県実行委員会(略称・総がか利行動兵庫)は、憲法施行74年の5月3日に、6回目となる「戦争させない、9条壊すな!5・3兵庫憲法集会」を神戸市中央区の東遊園地で開催するための要綱を確認し、その成功に向けた呼びかけを始めている。コロナ感染拡大防止のため、昨年は11月3日に延期されたが、今年は会場でのリアル集会とオンライン(ウェブ配信)の併用で行われる。さらに今年は、集会とあわせ、5月3日の憲法記念日に神戸新聞紙上に掲載する「憲法を活かす1万人意見広告運動・兵庫」も取り組まれる。
 
 「憲法はあなたの命と未来のサポーター」―今年の集会と1万人意見広告運動のスローガンだ。長引くコロナ禍によって格差・貧困や社会の分断・差別がいっそうあらわになり、多くの人々が命や暮らしの危機・困難にさらされている。今こそ、日本国憲法の理念が社会に活かされ、広げられるべき時だ。それでこそ私たちは未来に安心と希望を持つことができる。
 だが、菅政権はそれとは逆行する政治を進めている。コロナ対策では右往左往の迷走をつづけ、すべてが後手に回る対応の一方、日本学術会議の会員任命拒否問題に象徴されるようにきわめて強権的な姿勢を示し、軍備の拡大、改憲への意欲をも隠さない。
 5・3兵庫憲法集会のメイン・スピーカーには菅首相によって学術会議会員の任命を拒否された6人のうちの一人である芦名定道さん(現・京都大学大学院教授、4月以降は関西学院大学神学部教授、京都大学名誉教授)が招かれ、学術会議任命拒否の本質をその当事者として訴える。
 1万人意見広告運動は、1口1千円の賛同金(団体は5口以上=憲法集会賛同金を兼ねる)を募る。
 
3・26に「兵庫憲法集会」プレ集会
 5・3兵庫憲法集会の成功に向け、3月26日に神戸市勤労会館・大ホールでプレ集会も開かれることが決まった。木下智史さん(関西大学大学院法務研究科教授)を講師に招き、「菅政権と改憲のうごき」と題した講演が行われる。
 先着300人までに限っての集会となる。

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