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【労働組合つぶしを許さない兵庫の会結成】
関西生コン支部への大弾圧に抗し 「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」を結成

2020/11/26
「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」を結成を確認した賛同人会議=10月30日、神戸市

 当たり前の労働組合活動に対して威力業務妨害や強要未遂、恐喝(未遂)などの名をもって、延べ89人の組合員の逮捕や640日、644日にわたる武委員長、湯川副委員長の拘留などの全日建連帯関西生コン支部への権力の異常な不当弾圧―。こんな攻撃を許せば労働組合運動そのものが否定されると、反撃への支援を兵庫でもあらためて強めていこうと10月30日、「労働組合つぶしを許さない兵庫の会賛同人会議」が神戸市勤労会館で開かれた。
 赤松範夫(弁護士)、岩佐卓也(神戸大学大学院教員)、上原康夫(弁護士・ひょうご労働法律センター代表)、碓氷良介(全港湾神戸支部委員長)、岡崎進(ひょうごユニオン委員長)の5氏の呼びかけで開かれた昨年9月26日の賛同人会議と10月30日の「兵庫集会」に引き続くもので、今回の会議をもって「兵庫の会」の結成を確認した。
 会議は、岩佐卓也さんの主催者あいさつに始まり、小谷野毅・全日建連帯中央本部書記長、森哲二・フォーラム平和・人権・環境ひょうご役員の連帯のあいさつのあと、坂田冬樹・関西生コン支部副委員長から闘いの報告を受けた。さらに、「関生支部に対する不当弾圧と刑事裁判の現状について」として、関生弾圧事件弁護団の位田浩弁護士から解説と問題提起が行われた。その後、事務局から活動報告と今後への提案を受け「兵庫の会」の結成を確認した。