トピックス

【辺野古請願署名実行委員会の取り組み】
11月神戸市会提出に向け行動の増強で追い込み 辺野古請願署名実行委

2020/11/01
参加団体の独自の取り組みの強化の一環として熟年者ユニオンも街頭署名行動を行った=10月16日、神戸市

 神戸市会で「地方自治の観点から国は沖縄県と誠実に対話すること」「そのために辺野古埋め立て工事を一旦中止すること」を国に求める意見書採択をめざす「辺野古請願署名実行委員会」は11月議会への請願署名の提出に向け、いま、最後の追い込みに全力を挙げている。
 10月16日に開かれた第13回実行委員会でも署名集約数が目標数に対してまだまた不足している現状を受け、①ポスティングや地域での署名の強化、②神戸市会議員への請願協力要請などのロビー活動の強化、③上記①〜②に取り組むため各区で「区実行委員会」の立ち上げ、④講演会や集会の場での署名集め、チラシ配布、⑤労働組合や市民団体への団体署名の要請などを確認した。
  前回の実行委員会以降、新たなチラシも急きょ増刷された。
 また、灘区では「署名運動灘区実行委員会」が10月8日に結成され、辺野古をめぐる情勢や今後の行動予定などについて議論、灘区での署名目標数を2千筆とし、感染対策を行いながら計14回の街頭行動の取り組み、賛同人の拡大、署名活動を行う場所周辺への事前のチラシポスティングを行っていくことなどを確認した。
 この他、実行委員会やアイ女性会議、熟年者ユニオン、市内各区の憲法を生かす会でも街頭署名活動が展開されており、残された1か月間、活動に全力を挙げることにしている。
(中村)