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ひょうごミュージアム
ひょうご描き歩き『やしろの森公園(加東市上久米)』
2020/10/17
中国自動車道・ひょうご東条ICを下りて15分、兵庫教育大への案内標識に従って車を走らせるとやしろの森公園の案内板が出てくる。
この里山公園は県民の参画と協働による県下初の自然活用型野外CSR事業の一環として20年前に誕生した。ボランティアスタッフが中心となって運営されていて、県民が森に親しみ楽しみながら森の大切さに気付かせてくれるプログラムが四季折々に実施されている。コロナ禍の現在はそれらに参加するのに色々と心得なければならないことがあるようだが、スケッチに訪れたのは5年前の秋。雑木林の周遊路をたどって園内をのんびりと一巡。ハンノキ林を進んでいくと木道が架かり、観察デッキにつながる。その先に学習用の田圃があり、アイガモ田の田植えが経験できたり、トウモロコシを収穫できたり、子どもたちが楽しく体験できるプログラムなどが組まれる。広い園内の趣の異なる6つのエリアに東屋が設けられていて有難い。活動拠点となる母屋には囲炉裏がきってあり、近くには炭焼き窯もある。懐かしい手押しポンプのある田畑の傍らの柿の木には真っ赤なカキの実がたわわに実っていた。
ここからすぐ北の国宝朝光寺や東条湖も見所だ。(嶋谷)
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この里山公園は県民の参画と協働による県下初の自然活用型野外CSR事業の一環として20年前に誕生した。ボランティアスタッフが中心となって運営されていて、県民が森に親しみ楽しみながら森の大切さに気付かせてくれるプログラムが四季折々に実施されている。コロナ禍の現在はそれらに参加するのに色々と心得なければならないことがあるようだが、スケッチに訪れたのは5年前の秋。雑木林の周遊路をたどって園内をのんびりと一巡。ハンノキ林を進んでいくと木道が架かり、観察デッキにつながる。その先に学習用の田圃があり、アイガモ田の田植えが経験できたり、トウモロコシを収穫できたり、子どもたちが楽しく体験できるプログラムなどが組まれる。広い園内の趣の異なる6つのエリアに東屋が設けられていて有難い。活動拠点となる母屋には囲炉裏がきってあり、近くには炭焼き窯もある。懐かしい手押しポンプのある田畑の傍らの柿の木には真っ赤なカキの実がたわわに実っていた。
ここからすぐ北の国宝朝光寺や東条湖も見所だ。(嶋谷)