新社会兵庫ナウ

地域ユニオンあちこちあれこれ(2020年10月13日号)

2020/10/17
不当解雇撤回へ裁判闘争に突入
 姫路田中病院から不当解雇された組合員の裁判が始まった。解雇撤回を求めて申し入れた団体交渉を拒否されたことから、損害賠償を請求するため姫路ユニオンも訴訟に参加した。
 9月11日に第1回期日があり、現在、第2回期日に向けて被告から提出のあった「答弁書」に対する反論の一部を以下のとおり準備している。
 ……「答弁書」によると、解雇の理由は、原告の勤務態度に問題があり、被告による注意・指導を行ったにもかかわらず改まらなかったので懲戒処分も出したが改善せず、さらに被告が申し立てた民事調停の第3回期日に出頭しなかったためだとして、解雇するに至ったとある。
 だが、これらの理由は事実に反しており、実際には民事調停の第3回期日に出頭しなかったことだけをもって、被告は一方的に「雇用契約の維持は不可能と判断し」といった理由で原告を解雇したのであり、「勤務態度」云々や、また、被告による「注意・指導」といった件は後付けの理由である。
 仮に原告の勤務態度が就業規則に反するものであり、かつ被告からの注意・指導に従わなかったとするならば、民事調停を申立てるという手続きを経ずに解雇すれば済む話であって、被告はそれをしなかったことから、被告の主張が事実に反していることは明らかである。
 民事調停の期日に出頭しなかったことをもって労働者を解雇することは解雇権の濫用にあたるため、被告はこうした後付けの主張を「答弁書」に記したと言える……等々である。
 姫路田中病院への反論は書き出すときりがないので今回はこれくらいでとどめておきたい。
 今後、仲間の皆さんには裁判への傍聴参加や、はりまユニオンと合同で計画中の、互いに取り組んでいる争議への抗議行動・街宣活動への参加をお願いすることになろうかと思う。使用者の「暴挙」を許さない取り組みへのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
細川雅弘(姫路ユニオン委員長)