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新社会兵庫ナウ
行政の理不尽にたち向かう①
王子公園再整備行政訴訟と運動のこれから
2026/01/21
裁判の期日ごとに報告集会が開かれ裁判の争点などの解説が行われる。
神戸市による王子公園再整備とそれに抗する市民の運動は、すでに4年になる。2021年12月、再整備基本計画(素案)が公表され、運動が始まった。「みんなが愛する遊園地が無くなる.」との初期の衝撃はすさまじく、老若男女が声をあげ、以降、市は案の一部修正などを経て、しかし大学誘致のために公園を切り売りするという当初案の骨格は1ミリも譲ることなく、今日に至る。
この運動のはじまりの時期に市民有志で「王子公園・市民ミーティング」実行委員会(以下、「会」)を立ち上げ、これまで多彩な活動を展開してきた。地域では街頭・駅頭宣伝や署名、市民パレード、ヒューマンチェーン、学習講演会、公園ウォーキングなど創意工夫の限りを尽くした。神戸市議会でも請願・陳情を繰り返した。誘致が決まった関西学院へも出向き撤回を求めた。
だが微動だにせぬ市の姿に、当初立ち上がった多くの市民グループは展望を見失い霧散した。私たちの「会」も運動に迷いが生じた。そうした中、「裁判に踏み切ろう」との方針が「会」の中で持ち上がったが、「行政訴訟は市民の勝ち目は10%か20%」と言われる高いハードルを前に、激論が交わされた。結果、「運動と裁判は、二者択一ではなく、車の両輪」と位置づけ、さらに市民運動に理解と情熱をもつ弁護士と出会う僥倖もあり、「会」の有志メンバー5人が原告となって神戸市を提訴し裁判に踏み切った。2024年10月のことだ。
裁判はそれ以降今年1月までに8回開かれている。争点は、いわゆる原告適格の如何と、公園売却の「公益上特別の必要」の扱いだが、昨年までは前者について争い、年明けからいよいよ後者の本題に入った。判決は今春に出る見通だが、予断を許さない。市民からの注目と支援が運動の支えとなっており、市民から寄せられたカンパはすでに500万円を超えている(裁判へのクラウドファンディングはこれとは別に200万円超)。
昨秋に斎藤幸平さんから「会」に届いたメッセージにはこうある。「王子公園の問題は、単なる一地域の開発をめぐる対立ではなく、私たちの社会が『誰のためのまちづくりを行うのか』を問う根本的な問題です。(中略)どうか、諦めずに『まちは誰のものか』という問いを社会に投げかけ続けてください」。このエールをしっかり胸に刻み、前を向いて進みたい。
金丸正樹(「王子公園・市民ミーティング」実行委員会・事務局長)
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神戸市による王子公園再整備とそれに抗する市民の運動は、すでに4年になる。2021年12月、再整備基本計画(素案)が公表され、運動が始まった。「みんなが愛する遊園地が無くなる.」との初期の衝撃はすさまじく、老若男女が声をあげ、以降、市は案の一部修正などを経て、しかし大学誘致のために公園を切り売りするという当初案の骨格は1ミリも譲ることなく、今日に至る。
この運動のはじまりの時期に市民有志で「王子公園・市民ミーティング」実行委員会(以下、「会」)を立ち上げ、これまで多彩な活動を展開してきた。地域では街頭・駅頭宣伝や署名、市民パレード、ヒューマンチェーン、学習講演会、公園ウォーキングなど創意工夫の限りを尽くした。神戸市議会でも請願・陳情を繰り返した。誘致が決まった関西学院へも出向き撤回を求めた。
だが微動だにせぬ市の姿に、当初立ち上がった多くの市民グループは展望を見失い霧散した。私たちの「会」も運動に迷いが生じた。そうした中、「裁判に踏み切ろう」との方針が「会」の中で持ち上がったが、「行政訴訟は市民の勝ち目は10%か20%」と言われる高いハードルを前に、激論が交わされた。結果、「運動と裁判は、二者択一ではなく、車の両輪」と位置づけ、さらに市民運動に理解と情熱をもつ弁護士と出会う僥倖もあり、「会」の有志メンバー5人が原告となって神戸市を提訴し裁判に踏み切った。2024年10月のことだ。
裁判はそれ以降今年1月までに8回開かれている。争点は、いわゆる原告適格の如何と、公園売却の「公益上特別の必要」の扱いだが、昨年までは前者について争い、年明けからいよいよ後者の本題に入った。判決は今春に出る見通だが、予断を許さない。市民からの注目と支援が運動の支えとなっており、市民から寄せられたカンパはすでに500万円を超えている(裁判へのクラウドファンディングはこれとは別に200万円超)。
昨秋に斎藤幸平さんから「会」に届いたメッセージにはこうある。「王子公園の問題は、単なる一地域の開発をめぐる対立ではなく、私たちの社会が『誰のためのまちづくりを行うのか』を問う根本的な問題です。(中略)どうか、諦めずに『まちは誰のものか』という問いを社会に投げかけ続けてください」。このエールをしっかり胸に刻み、前を向いて進みたい。