新社会兵庫ナウ

水脈(2026年1月21日号)

2026/01/21
 今年こそ地球上での戦争の終結を願っていたが、年明け3日、トランプ政権がベネズエラを軍事攻撃し、マドゥロ大統領夫妻を拘束したとのニュースが流れた。国際法違反で正当性はどこにもない。ベネズエラ国民の二分した声、国内外の様々な見解をニュースは報じた。石油の埋蔵量が目当てなら、子どもが欲しいおもちゃをねだって駄々をこねているような、過去の植民地時代に戻ったような気さえする出来事だ▼さて、阪神・淡路大震災から31年、東日本大震災から15年。原発事故で今なお故郷に帰れない人もいる中、再稼働を進める電力会社、容認する首長。原発事故の怖さをもう忘れたのか▼能登半島地震では、知事の姿が見えず救助が余りにも遅かった。繰り返す被災でありながらトイレカー、キッチンカー等々もイタリアや台湾の備えとの差を見るにつけ、「これが人間の国か」の小田実氏の言葉を思い出す。政府はようやく「防災庁」を2026年11月には発足予定で一元的な司令塔をつくると言うが予算は?人員配置は?▼新社会党は一貫して自衛隊を災害救助隊に変え、一つでも多くの命を救うべきだと訴えてきた。増え続ける軍事予算は被災者支援、災害対策に使わせたいものである。