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紙の健康保険証を残せ
憲法を生かす会・兵庫が学習会

2025/11/18
 憲法を生かす会・兵庫(山田誠一代表)は11月18日、神戸市兵庫区内で「マイナ保険証問題を考える」をテーマに学習会を開いた。講師は山田誠一代表が務めた。
 マイナ保険証をめぐっては、2022年に当時の河野太郎デジタル大臣が、マイナカードを普及させるために、突然、健康保険証を廃止しマイナ保険証に一本化すると、閣議決定や国会決議もないままに記者発表を行い、その後、多くの市民や医療関係者から批判が出て未だに混乱が続いている。
 同会は、これまで「紙の健康保険証を残すべきだ」とあらゆる機会に訴えてきたが、マイナ保険証の利用率は8月現在で34・4%に留まり混乱は収まっていないなかで、マイナ保険証と紙の保険証の併用を求める声を広げようと、この学習会が開かれた。
 山田さんは、①住基ネットからマイナンバーカードへの経過について、いずれも個人情報保護の観点から反対が強かったこと、②マイナンバーカード普及の目的は資産把握と社会保障費の削減、関連企業の利権拡大であること、③マイナ保険証「一本化」の問題点など、多岐にわたって説明。最後に、「高齢者ら社会の中で一番困っているものが使いやすい制度になることが大切だ」と締めた。
 講演後の質疑応答では他国の保険制度についての意見などもあり、有意義な学習会となった。
西田