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"高市右翼政治"との闘争決意
新社会党近畿ブロックが学習交流会

2025/11/02
2府4県から約50人が参加して当面するたたかいについて学び討論した=11月2日、大阪市・国労大阪会館

高作正博教授が講演
 新社会党近畿ブロック協議会(山下慶喜議長)は秋季恒例の党学校として、「2025新社会党近畿ブロック学習交流会」を11月2日、大阪市内で開いた。約50人が参加し、第1部で「高市新政権下の情勢と私たちの課題」と題した高作正博さん(関西大学法学部教授)の講演に学び、第2部では岡粼宏美・新社会党委員長から11月30日から開かれる党第32回定期全国大会や来年の結党30周年に向けた課題などについて問題提起を受け、討論を行った。
 講演に先立ち、山下議長の主催者あいさつにつづき社民党近畿ブロック協議会議長の梶川美佐男宝塚市議から来賓あいさつを受けた。
 講演で高作さんはまず、自民と維新の連立政権合意書と「安倍政治」への強い回帰志向から高市政権の危険性を指摘。第2次安倍政権時代の政治を振り返り、その後の〝国家の変革.にかかわる「安保3文書」の問題点について、とりわけ敵基地攻撃能力の保有容認の問題点を詳しく解説した。さらに、「安保3文書」の具体化がもたらした状況として。①市民生活を巻き込む軍事国家化、②戦争準備の推進。③防衛戦略における他国との軍事協力関係の強化、④言論の萎縮と過度の政治的中立性をめぐる圧力などを指摘した。最後に、今後予想されるのはさらなる軍事国家化と再右翼化であり、提出必至の「スパイ防止法案」などに対抗する運動の大切さと、そのなかでの右翼的思想の刷り込みへの対抗の重要性が提起された。
 第2部では、岡粼委員長から参院選の総括も踏まえつつ、高市政権による戦争準備への新たな政治の右傾化に対し、立憲野党の共闘の再構築のためにも新社会党が力をつけること、すなわち私たち自身の運動づくりと組織づくりの強化、とりわけ仲間づくりの積極化が強調された。
 こうした問題提起を受け、討論では、今日のような情勢の中だからこそ新社会党の非武装中立の訴えがたいへん重要だという意見(大阪府本部)や、次世代づくりを意識し若い候補者を擁立して27年統一自治体選挙に向けた取り組みを進めているとの報告(兵庫県本部)などがあった。