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こんなはずじゃなかった介護保険制度
安心ネットが総会と交流会

2025/11/01
交流会では2つのグループに分かれて懇談を行った=11月1日、神戸市灘区

 安心と笑顔の社会保障ネットワーク( 通称・「安心ネット」)の第10回総会と交流会が11月1日、灘区民ホールで開かれた。介護の社会化を謳って始まった介護保険制度だが、負担増・サービス減で、今また家族介護に逆戻りしようとしている。
 「こんなはずじゃなかった介護保険制度」をテーマにして、交流会ではケアマネジャー、訪問介護職員、地域包括支援センター職員から話を聞いた後、2つのグループに別れて懇談を行った。
《介護一般グループ》
 介護経験者や自分自身の高齢化に向き合っている人の経験談を含めた自己紹介だけでかなりの時間を使ったが、これは貴重な経験や胸に抱えている思いを吐き出す場が他に無いことを示しているのだと感じられた。
 ▽介護者の交流の場やフレイル予防の場の充実を▽介護費用の負担を減らしてほしい▽認知症に対する認定が厳し過ぎる▽介護職員の育成、処遇改善で人手不足の解消を……、等々の声が出た。
《介護労働グループ》
 介護に関わっている人たちの話し合いだったが、どの人も、今の介護保険制度に何らかの問題を感じており、どうやっていくのが良いのか、どうするべきなのか、自身の思いが言葉になり、時間が足らないくらいだった。
 ▽みんな、やりがいを持って仕事をしているが、気持ちがすり減ってしまう▽このままでは、ヘルパーがいなくなってしまうことが心配……、等々の声が出された。
 今後、「安心ネット」として、出された意見をまとめて保険者である各自治体への要望に繋げていく。
(菊地真千子・松永裕美)