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憲法を生かす会・灘が再出発
高校生平和大使らが活動報告

2025/11/03
総会の第2部で活動の報告をする高校生平和大使の原野蓉子さん=11月3日、神戸市灘区

 憲法を生かす会・灘は11月3日、灘区内で数年ぶりの総会を開いた。準備会の期間も含めると約24年の歴史を持つ同会だが、高齢化などにより人的体制の弱体化が課題となっていたなか、体制の再整備を図り再出発する総会だった。
 第1部の総会ではこれまでの活動を振り返りながら、新たな体制と担い手のもとでの活動方針を決定。井上由紀子さん、今村稔さん、鳴海妥さんの3人を新たに代表委員に選出し、事務局体制の強化などを確認した。
 第2部では、第28代高校生平和大使(兵庫県選出)の原野蓉子さん(神戸女学院高等学部2年)の「核兵器廃絶と私の被爆継承の取り組み」のお話を聞いた。
 原野さんは、なぜ高校生平和大使になろうと思ったのかについて、高祖母と曾祖母の存在を紹介し、曾祖母は神戸大空襲に遭った後、曾祖父の実家の山口県に疎開し、山口から神戸に帰る際に広島で入市被爆したことや、高祖母が広島で平和教育などの活動していたことから、その2人の想いを引き継ぎ、平和について考えてみようと思い始めたからだと語った。さらに、軍縮会議が開催されていたジュネーブへの訪問にも触れ、平和を作り出す力は「対話と信頼」であることを確信したとし、兵庫の地で仲間とともに活動を続けていくと決意を述べた。
 また、広島で高校生平和大使の活動を続けてきた大学生の新藤莉々依さん(関西学院大学)からも広島と他府県の平和教育の差などについての報告があった。 (中村)