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祝園にミサイルはいらない
全国から2700人結集 10.19
弾薬庫増設反対で全国集会

2025/11/12
 「安保3文書」の「防衛力整備計画」にもとづき2027年度までに敵基地攻撃能力に対応した弾薬庫を全国に約70棟増設する防衛省の計画の着工が始まっている。予定では将来130棟にまで及ぶ。そのひとつが、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる関西学術文化研究都市(学研都市)のほぼ中央に位置する陸上自衛隊祝園分屯地(京都府精華町、京田辺市)に全国で最大規模となる14棟の弾薬庫を新たに増設する計画だ(当初の8棟新設計画が25年度予算で新たに6棟追加された)。この祝園で今年8月19日から住民に十分な説明がないまま増設工事が強行されている。弾薬庫に配備・保管されるのは1000㎞の射程を持つ長射程ミサイルだと予測され、沖縄・南西諸島のミサイル基地建設ともリンクする。こうした動きに抗し、沖縄や全国のたたかいが連帯して祝園弾薬庫増設に反対する全国集会が10月19日、精華町のけいはんな記念公園で開かれ、全国から2700人が集まった(写真)。兵庫からも憲法を生かす会・ひょうごネットなどがバス1台をチャーターして参加した。
 「私たちは二度と戦争をしたくない!平和でこそ文化は香り立つ!」のスローガンが掲げられた祝園全国集会の第1部は午前からピース・ピース(Peace Piece)フェスとして音楽から始まった。
 午後からの第2部は、「祝園・全国リレートーク」として、実行委員長のあいさつののち、石垣島、大分、熊本、広島・呉・岩国、神戸、愛知、神奈川の各地で軍拡・軍事基地に反対して平和のための運動に取り組んでいる市民団体からのアピールが行われた。神戸からは「非核神戸方式」をめぐる動きを「神戸港の軍事使用を許さない9・28市民集会」実行委員会を代表して、あわはら富夫神戸市議のメッセージを憲法を生かす会の中村伸夫さんが代読した。
 さらに、川口真由美さんの歌を挟んで、「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」を皮切りに、「祝園ミサイル弾薬庫問題を考える・奈良の会」、米軍基地建設を憂う宇川有志の会や舞鶴、滋賀・あいば野、精華町、交野など、関西の運動の発言が続いた。
 トークの最後を沖縄戦遺骨収集ボランティアの具志堅孝松さんが締めた。
 集会の最後には、「大軍拡・戦争準備に反対する全国の皆さんと繋がり、手を取り合い、戦争への道を押しとどめよう」と呼びかける集会宣言が採択された。
 集会後は公園を一周するピースパレードが行われ、「ミサイル弾薬庫増設反対」「戦争準備を今すぐやめよう」「ミサイルよりもスマイルを」などの明るく元気なコールが響いた。