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イスラエルは和平案合意を守れ
神戸でデモ行進を行いアピール
市民デモHYOGOが呼びかけ

2025/10/18
三宮で行われたデモではイスラエルが停戦を確実に履行するよう求めてアピール=10月18日、神戸市中央区

 2023年10月7日以降のイスラエルによるパレスチナ、ガザへの攻撃で死者の数がすでに6万8千人を越えた(ガザ保健当局発表)。死者のほとんどは、ごく普通に暮らす市民であり、子どもだ。ただ、パレスチナ人に対する虐殺・追放、建物の破壊は23年10月に始まったことではない。1948年のイスラエル建国を前後する時期から続くパレスチナの現実なのだ。国連人権理事会の調査委員会は9月16日、イスラエル占領下で起こっているパレスチナの人々への虐殺・迫害を明確に〝ジェノサイド.と認定する報告書を出した。
 こうした中でイスラエルに武器提供をはじめ惜しみない支援を続けているトランプ米大統領だが、自らが提示する和平案にハマスとイスラエル双方を合意させ、10月10日、パレスチナで停戦が発効した。せっかく訪れた和平への機会だが、これまでのイスラエルの対応などをみるとき、停戦がきちんと守られるのかどうか非常に危うい。現に今回の停戦合意にかかわらずイスラエルは口実を設けてはガザへの空爆を行い、100人を超える市民を殺した。
 そんな不安を抱きつつ、神戸では主にはイスラエルに停戦を確実に履行するよう求める集会とパレードが、市民デモHYOGOの呼びかけによって行われた。10月18日、東遊園地での集会では参加者一同で、駐日イスラエル大使に対してイスラエル軍によるガザ市民への無差別攻撃と医療施設などの破壊、食糧など人道支援への妨害をやめ、停戦を確実に実行するよう申し入れることなどを確認。その後、元町までのパレードで市民へのアピールを行った。
(門永)