新社会兵庫ナウ

地域ユニオンあちこちあれこれ462
20年以上の歴史を持つ分会の不屈の活動

2025/11/12
 ユニオンあしや・ポオトデリカトオカツ分会は20年以上の歴史を持つ、ユニオンあしやで最長の分会である。毎年、分会長を中心に一時金・賃金・職場改善要求を提出し、交渉、そして妥結と粘り強く運動をしてきた。過去には貢献加算をめぐって非情なゼロ回答を苦渋の思いで受け入れた時もあったが、「ここぞ」という時には組合員が一丸となって会社に出向き、要求を勝ち取ったこともあった。このような運動の積み重ねの中で労使関係は少しずつよくなっていった。
 しかし、2019年にポオトデリカトオカツの親会社トオカツフーズが、日清製粉の子会社になった時から会社の対応は酷くなってきた。その顕著な例は、昨年末の冬一時金の回答に表れている。利益があるにもかかわらず「目標未達」という会社の勝手な理屈で貢献加算は「ゼロ」を示してきたのだ。その後の交渉でも会社の態度は頑なで、その結果、交渉は決裂したため、ユニオンは抗議行動を行いながら県労働委員会に斡旋申請するに至った。その間、ひょうごユニオンや兵庫県パートユニオンネットワークの仲間にも支援していただいたおかげで、半年かかったが、「貢献加算500円+米2㎏」という回答を引き出し、成果を上げることができた。
 会社側は、交渉や折衝の中で「上を説得することが難しい」「上に聞いてみないと回答できない」というようなことが多くなった。「上って誰.」…、私たちには親会社、日清製粉からの圧力としか思えない。
 今からは冬一時金の要求書を提出し、交渉が始まる。分会の要求は、①「パート職員の一時金を正社員と同率支給すること」、②「東灘工場と神戸工場のパート職員の一時金を同様に支給すること」(新しい組合員が加入して格差があることが判明した)、である。
 組合員は少なくなったが、会社を支えているのはパート職員だという誇りをもってがんばっていきたい。組合員を増やす取り組みも進めていきたい。ご支援をよろしくお願いします。
森口知子(ユニオンあしや書記長)。